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占いに行ったら私の未来が明るくて眩しくなった

占いへ行ったというとどんな印象を持たれるだろうか。
スピ系に行っちゃった?とか、なんか人生迷ってる?と思われるのだろうか。

当たるも八卦、当たらぬも八卦。
朝のテレビの占いは良いことは信じて、悪いことは忘れるタイプ。

これまで、手相占いや数秘術を面白半分でやってみたことはある。
でも、私より年齢がずっと上の占い師から占いと関係ない「年長者からのアドバイス」を受けるばかりだった。
「転職を考えている」と相談すると、私の話をさえぎって「子どもがいるのに転職?そんなことしないで子供の側にいてあげなくちゃ」と時代観が違いすぎるアドバイスに「スッ」となるばかりだった。

ノリとか遊びであっても二度と占いになんて行かない、と決めた。

そう決めたのにまた行ってしまった。
母がよく行く占どころがあり、その時の話を楽しそうにするものだから、母の行きつけに興味がわいてしまった。
そこでは数秘術、手相に加えてタロット占いもしてくれるという。
ふむ、タロットはまだやったことないからやってみてもいいかも?と心が揺らいだ。
「占いでは嫌な思いしかしたことないけど、タロットならやってみたい」と伝えると「大丈夫、タロットなら大事なことはカードが教えてくれるわ」と言う母の魔術にかかり、そのまま予約を完了させた。

占いではここ最近の悩みのタネである仕事や転職について聞いた。
数秘術と手相では「今の職場にいると、私の能力が最大限に活かせない」「周りの人に恵まれてどんどん良い方に向かう」と言われ、転職する決意は間違っていないと再確認できた。

そして初体験のタロット。
よくあるような死神が大きな鎌を持っているようなカードではなく、ゆるふわな可愛いカードを混ぜたり切ったりする。

タロットでは過去・現在・未来が分かるという。

今の職場の上司は頼りなく、これから先それは変わることはない、新しい風が入ってこない。
これまでの努力が報われる、チャンスが来る、呼びかけに人が応えてくれる。
新しい職場はワンマンな会社ではなく、8割イメージ通り。

想像以上に良いことを言ってもらえて、自分の未来が明るく見えて眩しかった。
今なら何でもできる気がする。
占いでこんな気持ちになるとは思わなかった。
(ちなみに上司が頼りないということは事前に伝えていなかったのに、当てられて鳥肌が立った。)

帰り道、母に連絡をする。
「めっちゃ良かった、転職活動、超頑張る。」

占いは、自分の人生を他人に委ねる場所だと思っていた。
占いで言われたことを信じて行動すれば、明るい未来が待っていると思っていた。
でも私にとって占いはそういうものではなかった。

私は誰かに背中を押して欲しかっただけ。

自分の選択が間違っていないと誰かに言って欲しかっただけ。

今回の占いの結果で言われたことを信じて、自分で未来を切り拓いていきたい。
私は自分を信じてこれまでの努力が報われる未来をつくる。


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