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児童相談所64日目。「コロナ禍と一時保護所の賑わい」

 コロナ禍も相まって、なんだか今日は一時保護所がバタバタとしている。一気に何人もの保護児童が増えて賑やかだ。
 保護児童が増える理由が虐待やネグレクトだったりするのなら、保護されたほうが子どもたちにとってはよいのだろうけど、ここに来る子どもが増えるということは世間の状況としてはよくないかもしれない。

 夜になっても職員のみなさんはバタバタとしていて、夜間に保護する子どもたちの洋服や寝具などを用意したりする。その中で僕は夜に保護された子の夕飯を作る。簡単なレトルトカレーだけど。

 週末に向けた金曜日っていうのは、“一般的“な子どもたちは嬉しいんだろうけど、ここに来る子どもたちは曜日なんか関係ない。とりあえず日課を済ませて、淡々と金曜日を過ごす。

 これを書いているのが22:30頃だけど、どうやらこの後にも保護児童が来るらしい。とにかく今日は大賑わいで、元々いた保護児童もバタついた空気感で眠れないようだ。そりゃそうだ。「はじめまして」の人といきなり同じ屋根の下で眠るんだから。

 とにかくいろんな子どもがいて、気質も気性も全員違うからそれに合わせたやりとりが必要になる。家庭環境や普段の生活環境なんかも子どもたちの態度に現れたりするから、総合的に判断してアプローチの仕方を変える。
 
明日の朝は全方向アプローチだ。一人に構えば一人が拗ねたり、一人が拗ねれば一人が甘えたり。そんなことも案外面白かったりするんだけど。

 とりあえず今日はバタついてるからまとまりのない文(いつもだけど)。
 部屋が埋まったから、今日は食堂で眠ります。

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます。いろんなフィードバックがあって初めて自分と向き合える。自分を確認できる。 サポートしていただくことでさらに向き合えることができることに感謝です。