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AI翻訳の出番だよ:Vox Populi, vox Dei. (ヴォクス ポプリ、ヴォクス デェイ)(ウォクス・ポプリー・ウォクス・デイー)

※勘違いがあるかもです。

[AI翻訳]辞書のような使い方だけどネ。(古代)ラテン語の成句だね。ある程度知られている。「民の声は神の声」などと訳されている。

日本語で訳すと、「人の声、神の声」とでるね。

英語で訳すと、「Voice of the people, voice of God. 」とでるね。

フランス語で訳すと、「Voix du peuple, voix de Dieu. 」と出たね。

ドイツ語で訳すと。「Stimme des Volkes, Stimme Gottes. 」とでるね。

うまく翻訳できているかどうかは保証しないよ。でも、なにげに様になっているみたい。

Twitter, Inc.のイーロン・リーヴ・マスク(Elon Reeve Musk)がツイッターで呟いたんだって。その時、ラテン語の成句「Voice of the people, voice of God. 」を使ったんだと。

Muskは知っていたんでしょうね。「Vox Populi, vox Dei. 」を使うとは。

レトリックだね。習字じゃないよ、修辞だね。「A Question of Rhetoric:レトリックの問題」で指摘されているけれど、12世紀ではなくて、738年とはっきり書かれている書簡が見つかっているよ。Alcuinアルクィンという修道士・神学者がカール大帝に宛てて送った書簡って言われている。どうもそれ以前から使われているみたいだね。

・書簡原文
Nec audiendi qui solent dicere, Vox populi, vox Dei, quum tumultuositas vulgi semper insaniae proxima sit. (The Concise Oxford Dictionary of Quotations, uie third edition, Oxford University Press, 1993. )

・日本語訳
そして、群衆の騒動はいつも狂気に近いので、「民の声は神の声」と言い続ける人々の言うことに耳を傾けるべきではない。(出典はあるが、確認できず)

・再掲原文:Nec audiendi qui solent dicere, Vox populi, vox Dei, quum tumultuositas vulgi semper insaniae proxima sit.

・AI翻訳:「一般の人々の騒動が常に狂気に近いとき、人々の声、神の声と言う習慣のある人々の言うことを聞くこともありません。」

アルクィンはカール大帝には、この成句「民の声は神の声」の考え方を採用するなと言っているが、エドワード2世には、逆に、奨励しているらしいよ。まあ、便宜的だね。

ちょっと考えると、この成句、なんかおかしいね。どこか、権力者のおごりを感じるね。「民」と考えると、何か支配されている身分を示しているようだね。まあ、上から目線だね。これを自分で使うと、なにをかいわんやだね。