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稲のはぜ干しをサンショウの木の上で

※サンショウの木の上はあまり意味がないが、まだ長所・弊害は未確認。 ※前日、雨が降るというので、サンショウの木から、窓下でハゼ干し、3日目。 稲刈りが終わった。※実際は根ごと引き抜いた。ハゼ干しタイム! 米は成熟しても水分を含んでいる。水分は保存の大敵。干して水分を飛ばす。どのくらいの期間かは知らない。雨も降りそう。なんとか退避しょう。 来年の籾として必要なので、一部は残しておかなきゃ。 ・稲の根は土壌から水分や養分(窒素、リン、カリウムなど)を吸収する。根はストレー

    • 食べてみたい「梅香肉」+五香粉?

      ※現代の「梅香肉」とはちょいと違うかも。中国・魏(曹操末期・司馬時代)テレビドラマより。 卯の3刻から浸けるが、1刻15分、3刻45分、豚肉(梅香肉)を秘伝のタレに漬けておく。梅香肉は第4~5肋骨の間、背中肉を使うという。 焼く前に、「包丁の背で6回叩く」が必須。何というこだわり。 七輪に火を起こし、瓦陶板(と、命名していく)を置き、油(大豆油か、胡麻油か、菜種油か、不明)を筆で塗り、秘伝のタレ(黄酒入り)で浸けておいた「梅香肉」を焼く。 ※「五香粉」をどこで使うかは

      • 射干玉も形無し干上がる 温度が高すぎるのか、ヒオウギの実が弾けてきて、射干玉が見えてきたが、そのままにしていたら皺が発生!干からび始めている。

        • ふくろうは花脊の里に月に悠

          ふくろうは漂うように羽を広げる 京都の北・花脊の背に羽を収めた 静寂な小川のほとり 流れるおだやかなとき 涼し気な光を伸ばす蛍 月の光が差し始める すーと滑るように飛ぶ蛍 気の赴くまま飛ぶ蛍 縺れ合うように二つの蛍 離れて彷徨うような蛍 薄夜に薄紫にホタルブクロ 袋にホタル潜り込み 儚いランプ、明滅する ・本 ・小池真理子(2021年)『月夜の森の梟』朝日新聞社、31頁。 ※夫は藤田宜永、夫婦そろって直木賞。

        稲のはぜ干しをサンショウの木の上で

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        • 射干玉も形無し干上がる 温度が高すぎるのか、ヒオウギの実が弾けてきて、射干玉が見えてきたが、そのままにしていたら皺が発生!干からび始めている。

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        記事

          ヌスビトハギは単に果実が盗人の足跡に似ているだけ?

          その昔、盗人は足音を消すために、足裏の外側を地面に付け、内側を浮かして歩いていたという。ヌスビトハギの果実が、盗人のフットプリント(足跡)に似ている、という。 子供時代に実際にやって遊んだことがあるが、海の砂浜ですると、そう似ているものではない。戯れの言い伝えにすぎないだろう。 ヌスビトハギの花弁は蝶形花 (ちょうけいか)と言われる。上方にある1枚の花びらを「旗弁」という。旗を立てたような形なので。旗弁の色はちょい紅い。旗弁の隣は「翼弁」は少し淡めの紅色で、突き出ているよ

          ヌスビトハギは単に果実が盗人の足跡に似ているだけ?

          この木なんの木、気になる木は「ハギ」

          ハギは七草のひとつ。でも、ハギは「木本」(もくほん)、木の高さは低い。いわゆる低木だ。このハギの木はのり面の上に生えているので、空に近い。9月中旬頃から見ごろになる。 木なので、樹齢が高いものは木の幹も太い。5センチ近くあった。 この木は、多分、オーソドックスな「ヤマハギ」かな※まだ「ヤマハギ」と「マルバハギ」の見分けがつかない。+すごく小ぶりなハギ(コハギというハギはないけれど)も見つけている。 花序で見分けるというが、マルバハギは、「花序が葉より短く、葉の間に花が密

          この木なんの木、気になる木は「ハギ」

          小話:アツミゲシの花

          昔々、ある村にアツミゲシのタネが飛来し、咲いた。アツミゲシは鮮やかな赤紫色で、見た目には魅力的に思えた。しかし、美しさには隠された危険があった。アツミゲシの花には毒が含まれている。 村人たちは、この花を遠ざけるように言い伝えていた。しかし、若い少女・クナンはその美しさに心を奪われてしまう。彼女は「アツミゲシを摘みたい」と言うと、皆は反対した。 「危険だからやめておけ」 クナンは、その警告を無視し、密かにアツミゲシを摘みに行った。花を手に取った瞬間、クナンの心の奥に何かが

          小話:アツミゲシの花

          「風と共に去りぬ」         Gone with the Wind

          アメリカ大統領・バイデンも若い頃、Gone with the Windを見ただろうか。きっと見ているはずだ。同じ年に見ているとは限らないが。アメリカの上映と日本の上映年は違っている。 映画の最後のシーンを確かめたくなった。Taraは下記。Atlantaから近い、10キロ未満、東北方面にあり。 アトランタは南北戦争で荒廃し、スカーレット・オハラはすべてを失い、レット・バトラーも去っていく。しかし、彼女は過去を悔いながらも、未来への希望を捨てない。 ---バトラー タラの土

          「風と共に去りぬ」         Gone with the Wind

          月の夜 心のどかに 文字語り

          『徒然草』がやってきた。江戸時代のベストセラー、海外でも翻訳されているという。鎌倉時代末期(南北朝時代?)に書かれた「随筆」で、作者は吉田兼好(1283年-1352年)。かなりの人が知っているだろう。 日本三大随筆の一つという。『枕草子』、『方丈記』に『徒然草』か。どれも読んだことはない。読まないけれど、知名度は高い。 兼好法師が没してから300年(不明確):江戸で編集・発売しているが、写本(印刷技術はないはず、しかし木彫りの版下?)の所為か、明確ではない。 ・編纂者・

          月の夜 心のどかに 文字語り

          懐かしい「何見て跳ねる」

          保護犬「さくら」は小倉からやってきた。101匹のダルメシアンに似ていた。走る時は猟犬のごとく。 散歩から帰り、造成されたのり面を小気味よく走る。ある日、走り切ったさくらの上には、月が輝いていた。満月に近かった。坂道を上がれば、さくらと合流。さすが女の子、疲れていてもしゃなりしゃなりと歩く。猟犬らしさはどこ? 友達のワンちゃんと出会えば、疾走する。友達のワンちゃんは見守っている。一緒に家路に。月が出ていたり、見えなかったり。 さくらが亡くなってしばらく。満月に向かう月が見

          懐かしい「何見て跳ねる」

          夕立や 濡れたる竹に たそがれる

          竹細工の仕事を終える。1日の終わりだ。 疲れた身体を振り絞る様に伸びあがる。竹の緑はもう濃い。青緑の粉を吹いている。もう、竹皮も落ちてはいない。 背の後ろに、竹ヒゴが積もっている。両手を伸ばし、背伸びする。一歩一歩と踏みしめるように竹藪の際に入る。青緑の竹の肌を愛でるように撫でる。明日への勇気が湧き始めた。 竹林の間から空を見上げる。雲が走っている。(晴れているのに・・・)見上げながら背伸びする。まだ、空気は温かい。 頬に雫が一滴、一滴、また一滴、竹の葉が雫を受ける。

          夕立や 濡れたる竹に たそがれる

          「女あり」、その人数分、悲劇もともなう

          一人の涙、二人の嘆き 三人の心、四人の叫び 五人の夢、六人の失望 七人の愛、八人の絶望 九人の誓い、十人の祈り 十一人の愛、十二人の苦しみ 心の奥に、悲劇は眠る それでもなお、愛は続く 時の流れに、悲劇は消えず それでもなお、愛は寸断 愛を求めて、心は彷徨う 孤独の中で、光を探す 希望の先に、愛は待つ それでもなお、心は求める

          「女あり」、その人数分、悲劇もともなう

          Field of sunflowers:ここはどこ・Kalbar Sunflowers クイーンズランド・オーストラリア

          Kalbarはオーストラリアの東海岸、シドニーの北、670km、ケアンズから南南東に1400+km。ゴールドコーストからほぼ西に77km+、ひまわり畑がある。ひまわりイベントが開催される。 おなじ同じ表示だが、景色は違う。 ひまわりを「観察」に多くの人が訪れ、多くの人が「よろこんだ」。ひまわり1本が2ドルで売られ、6万3000ドルが「がん協議会」に寄付された。

          Field of sunflowers:ここはどこ・Kalbar Sunflowers クイーンズランド・オーストラリア

          「かはたれ時」(かわたれどき)/「たそがれ時」(たそかれどき)

          ※見出し画像は「たそがれ時」 ※下記画像は「かはたれ時」Wikipediaから。 「月は東に日は西に」と言えば、与謝蕪村「菜の花や月は東に日は西に」を思い出す。わかつきめぐみによる日本の漫画作品『月は東に日は西に』もあるそうな。 太陽は東から登り、朝が明けてゆく。人を判断しかねる時間帯を、「かはだたれそ」あるいは「かわだれぞ」から「かわたれ時」。たそがれ時とは違い、ほのぼのと赤みを増して明けていく時か。 北原白秋「かわたれの 秋の光に ちるぞえな」 ※ChatGPTは山

          「かはたれ時」(かわたれどき)/「たそがれ時」(たそかれどき)

          「クエリ」って、Queryのことか、と非AIが言い 業界では、当たり前かな。

          ChatGPT進化版が登場した。モデル「o1」。複雑な質問や高度なコマンドに対して、より深く正確な回答が可能、という。 推論能力が大幅に向上している、という。これにより、複雑な質問や高度な質問に対して、深層的な分析と精緻な回答が可能になる、という。 ※ChatGPTは「かたはれ時」の説明を間違え、間違いを指摘しても、再び間違える。 AIとのやり取りを、どのように表現するか。問い合わせばかりではなく、単なる単語や、日常会話のようなダイアログにも応えてくる。なんにでも、返答

          「クエリ」って、Queryのことか、と非AIが言い 業界では、当たり前かな。

          陽だまりのレモン

          <母娘の二人世帯> 夏の終わりの午後、 陽射しは鋭く、風も鈍く、 心の中の霧は晴れない 彷徨うばかりの心 <母が出て行った> 簡素な食卓のテーブルに 複数の紙幣 置手紙もなく、 空疎に思える部屋 ただ一つの青いレモン ・・・ 寂しさの影を抱え、 心は陽だまりを探す <数日後、祖母が来る> 看板の前で立ち止まり、 「レモンカラーの陽だまり」 祖母が微笑む 「おいでなさい」 涙の理由も知らずに、 ただその温もりに、 抱きしめられて泣いた。 「おかえり」をただ求めて。

          陽だまりのレモン