ヌスビトハギは単に果実が盗人の足跡に似ているだけ?
その昔、盗人は足音を消すために、足裏の外側を地面に付け、内側を浮かして歩いていたという。ヌスビトハギの果実が、盗人のフットプリント(足跡)に似ている、という。
子供時代に実際にやって遊んだことがあるが、海の砂浜ですると、そう似ているものではない。戯れの言い伝えにすぎないだろう。
ヌスビトハギの花弁は蝶形花 (ちょうけいか)と言われる。上方にある1枚の花びらを「旗弁」という。旗を立てたような形なので。旗弁の色はちょい紅い。旗弁の隣は「翼弁」は少し淡めの紅色で、突き出ているよ