10.お気に入りの器を買おう

みなさん、こんにちは。

お気に入りの器はありますか?

私は器が好きで、一通りそろってしまってからは買いに行くことはなくなりましたが、以前は益子などにわざわざ器を買いに行ったりしていました。

「慎ましい暮らし」を推奨していながら、いい器を使おうとは矛盾していないか?と問われそうですが、矛盾していないんです。

100円ショップでありとあらゆる器が買えてしまう時代に、なぜわざわざ職人さんや作家さんが手作りをした高い器を買うのか?

それは、日々の食の質を上げるためです。お気に入りの器、お気に入りの箸、お気に入りのカトラリーを使うと、何でもないものが贅沢に感じられるのです。

例えばコンビニで買ってきた「ざるそば」を職人が作ったそばぜいろで頂く。同じざるそばなのに、プラスチック容器で食べるのとは全く別物に感じられます。

しかも器は壊れない限りは何度でも使えます。下手に外食をするよりも満足度が高いため、家で食事をすることが増えるのです。

いい器を選ぶことは、生活の質を向上させながら「慎ましく暮らす」手段であることがお分かり頂けると思います。

ただし、無計画に買い集めてたくさんのお金を掛けてしまっては本末転倒です。コレクターを目指すのではなく、必要な器を少量そろえる。そんな冷静さも持ち合わせておきましょう。

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