野生の王国

 1990年まで放映していたテレビ番組。
様々な世界を取材を通して届けてくれた。遠くの地の景色や文化、風習など様々だ。

 僕は茶の間で見るこの番組が少しだけ疎ましいと思うときもあった。

 アフリカの貧困を映す画。父は
「こんな風に食べられない人も居るんだ。残さず好き嫌いせず食べなさい」
そんな事はわかってる。それは遠い国の話だろう?
いつも同じようなことを言う人が面倒くさい。

 現世は2024年。車が浮くはずの近未来だ。

変わらず貧困は無くならない。

 人はどこに向かうのか。

それでは、また。

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