ともだち100人できるかな

 最初に入る人が多いであろう幼稚園、保育園、小学校で習う歌。
家庭内ではなく様々な人と出会い成長してゆくことを表現していると思う。

 おいらはネットの成長期に大人になった。
そして首都圏に住んでいる。もともとたくさんの人と出会う可能性のある首都圏と、更に世界に繋がっているパソコン通信とインターネットが瞬く間に発達していった。正に情報の爆発。何かを調べようと思ったら図書館や本屋さんではなく、ディスプレイの検索窓に質問を入力すれば、瞬時に情報が表示される。本当に便利だ。

 人とも繋がれる道具だ。エアメールで文通しなくても、ネットで世界と繋がれる。とても便利だし有用である。ぜひ積極的に利用したい。

 誰とでも繋がれそうな現代だけれど
渋谷のスクランブル交差点を渡ってほしい。物凄い人数とすれ違うことができるが、話しかけられる人と出会えるだろう
か。1回だけだとほぼ無理だろう。よほど界隈に友人でもいない限り知り合いやコミュニケーションを取れる相手と出会えるのは稀である。

 現実はそんなに不自由なのにネットでは簡単に会話ができると思い込み、罵詈雑言を話したり書いたりする人がいる。
せっかく現実とは違うきっかけがあるというのに。

 両手を広げてほしい
その範囲に入れるくらいが何も無い人間の範囲。ここを大切にできない人は世界ともなかなか繋がることはできないだろう。
手の届く愛する人、友と繋がってほしい。

それでは、また。

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