Apple Musicが空間オーディオとロスレスに対応するそうなので移行した適当な雑話(と不満)のまとめ
タイトルのとおり。Twitterで連投していたものに、ちょっとずつ補足しただけのnote。
Appleのストリーミングサービスである「Apple Music」が、ロスレス(≠ハイレゾ)やら空間オーディオやらに対応する(した)そうなので、Spotifyから移行してみました。
ちなみに、Spotifyは年間学生版だったけど、難なく終了できました。年間なのに違約金とかかからなかったので安心(←これ、どこにも書いてなかった)。解約するとき、ちょっと不安だったのはここだけの話。
私は「激Windows好きiPad所有Androidユーザー」なので(特殊)、Apple MusicならiPad側でやったほうがスムーズだろう……ということでiPadで早速登録してみました。
はい。い つ も の 。って、まあ別にこの趣向を喰わせる作業はそこまで長くないだろう。根気強く喰わせていこう……。と、ここでトラブルが発生。
好きなアーティストがいっぱいいたので、好みのアーティストを選択していったのだが、なぜか10人くらい登録したらフリーズ、強制終了。
なぜだ……。なぜ、こんな、幸先の悪い……。
と、こんなときに複数OSをもっておいてよかった。Google PlayにもApple Musicがあったので、最終手段で試していくことに。
なんでかよくわからないが、Android版のほうが安定していて、一度もフリーズせずに無事喰わせることに終了。自社サービスは自社端末のほうが安定していてほしい、頼むから。
※補足/私はAppleのOSもGoogleのOSもどっちも好きで、回し者ではないぞ。ただ、Windows系スマホ、欲しかったなぁ。
※TL連投になるので間を空けて予約投稿していたのが「設定/1週間後」になっていて慌てて投稿。Twitterの予約投稿システム、デフォルトが「ちょっと後」になってるのやめてほしい。せめて今日の日付n、おっと誰かが来たようだ。
音楽、問題なく聴けた。やったぜ。
んでも、この時点で6月2日、まだロスレスを確認していない。
長らくSpotifyユーザーだったので、この間にプレイリストなんかを移行することに。
ただし、怪しいサービスなんかを通すわけにも行かないので、ここは地道に手動でやっていきますぜ……旦那。
iPadでやってみたら、もっさりアニメーションが結構ストレスになったので、中断。小さい画面でもやりたくない……ということで、ブラウザ版(=Windows機)からやることに。
プレイリストを作っていく途中、またもやトラブルが発生……。
「ライブラリ」というお気に入り的な曲を追加できる場所に曲を入れてしまった後に、プレイリストを作る。その後、「ライブラリ」の中の曲を消すと、プレイリストの中身の当該曲が消えるという謎仕様。
少なくともSpotifyにはなかった(≒プレイリストとアルバムのいいねは独立していた)ので、なぜこんな仕様にしたのかAppleに問いたくなった。
こんなところでくじけるわけにもいかないので、地道にプレイリストやお気に入りのアルバムを追加。
ちなみにiPadで登録しようとすると、プレイリストを作成後「編集」のボタンが表示されない事件が発生(今は直ってました)。勘弁してくれよ……。
既に限界なところを抑えつつ、一応プレイリストやアルバムはあらかた登録が済みました。
ついでに、好きなアーティストの新曲を探すことがよくあるので、ここでアーティストのフォロー(いいね)的なものを探して登録を……ちょっと待てよ、ない……。アーティストのフォローがない……。
Spotifyにはあったアーティストへのいいね(=フォロー)の機能、まさかのApple Musicにはない……。
完全に、不便じゃぁぁぁぁぁああああーーー! (不満爆発)
Apple Music、もうちょっと何とかならんかな……。
(こればっかりはしょうがないので目をつぶることにしました。)
対策/好きなアーティストの曲やアルバムをライブラリにぶち込んでおくことで、ライブラリの「アーティスト」にも表示される。アーティストをタップした後に、一番下にアーティストの名前(詳しく的なもの)があるので、そこをタップで一連の流れが解決。手間は若干かかるが、これで我慢することに。
ただ、歌詞を見るときにSpotifyよりもシンプルかつキレイな表示だったので、ここのUIは好みでした。
――――――――数日後。
ロスレスの対応を確認しました。やったぜ。
確認方法は、「それぞれのアルバムの名前の下に『ロスレス』と表示されているかどうか」(以下の3枚目)。
ただし、全てが対応しているわけではない模様。
例えば、2021年7月時点で「MUJI BGM」のアルバムはロスレス表記がありませんでした。おそらく、表記がないものは256kbps音質になっています。
また、設定から、高音質/ロスレス/ハイレゾロスレスが変更できる様になっていました。
高音質→「従来どおり」
ロスレス→「ALACによる最大24Bit・48kHzまでのサポート」
ハイレゾロスレス→「ALACによる最大24Bit・192kHzまでのサポート」
ちなみに、アルバムごとにどこまで収録されているのかは違うので、再生中のバーの下に表示される「ロスレス」のところをタップすると確認できました。
違いがあまりわからなかったですが――。
しかし、今回はロスレスだけでなく、「ドルビーアトモスによる空間オーディオ」とやらも追加されました。
こちら、「従来のヘッドホン」だけで楽しめる疑似サラウンド的なものです。ということは、誰でも違いのわかる、究極の音楽体験が楽しめるようです。
よく、空間オーディオには「AirPods Proが必要だから買う」とか言っている人がいますが、今回のはなくても聴けます。正しくは、AirPods Proで「頭を動かしたときの聴こえ方が最適化される=動いても一定の方向から聴こえる音楽が楽しめる」というもので、そういう機能も求めるのであればAirPods Proを、ということになります。ただ、現時点で、AirPods自体Bluetoothであり、そもそもApple系の端末は「LDAC」などに対応していないので、ロスレス系はBluetoothで聴けません。
聴いてみると、これ、結構すごい。左右から微妙に伝わってくるまでの時間や音量が異なっているようで、音の広がりが楽しめます。
コンサートホール、とまでは行かないにしろ、部屋の中にアーティストがいる感覚。
ステレオで聴いていたものを、こちらの空間オーディオにすると、迫力は適度になり、ステージの決まった場所に演奏者がいるかのごとく楽器の音が伝わってきます。
好みは分かれるかもしれませんが、毎日聴いてなれてしまったら、戻れなくなってしまうものです。間違いない。これをストリーミングで混ぜてきたのがすごい……。
いろいろあってSpotifyに戻りたくもなりましたが、面白い機能も追加されていて、とりあえず数カ月間はApple Musicで聴いてみます。
以上!
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