見出し画像

#82 コロナのなる木

「コロナのなる木」

森の中でたまたま見つけた巨木。

はじめは得体も知れずにみんな恐れおののいた。
でも、よくよく調べると、森の中の一つの木。そんな恐れるようなものではなかった。あれ?普通の木。でもそれは掘れば掘るほどお金になったんだ。

人々はただただ群がった。一攫千金。一儲けも二儲けもできる。

製薬会社、検査会社、病院、医師会、研究者、御用学者、みーんないざコロナだと大騒ぎ。お金だけじゃない。地位や名誉だって獲得てきちゃう。これを盾にすることで、人々をコントロールだってできちゃうんだ。政治的にも恰好の果実。

巨木をめぐって紛争も起きた。利権がうずまいた。陣取りゲームが繰り広げられた。

それもPCRという検査があったから。ワクチンという名の注射ができたから。

都合がよいのが、コロナは見えないということ。真っ赤な大きな毒のある実だと思っていたが、実は小さな小さな茶色いつぼみかもしれない。いや、もうじつはコロナという実はなってないかもしれない。枯れた葉っぱだけかもしれない。でもそれは見えないんだ。だからこそ、コロナは怖いという虚構を作ることができた。コロナをコントロールしなくてはいけないという思考を立てることができた。

でも、だいぶ時間が経った。蜜を吸いまくった。実はもう中もスカスカかもしれない。多くの業界団体がなんとか添え木をしたりしながら支えてきた。木を調べる一般の方が増えたことで、ついに化けの皮がもうはがれそうになった。

この木を消したい派も増えてきた。この木から何が何でも密を吸い続けたい派と対立することになった。

もうあきらめて木の周りから立ち去った国もたくさんある。一番に巨木を仕立て上げて利用した中国も去ろうとしている。でも、スカスカの巨木を切る力をなくしてしまった日本。添え木の解体の仕方すらわからなくなってしまった。巨木をめぐって、国が滅ぶことだってある。

いすれにしても、巨木という虚構を作り上げるには、木の周りはきれいにしておかなきゃいけない。メディアを使って言論はコントロールしていかないといけないし、法律という名で土を整備しておかなきゃいけない。周囲の人々はマスクをしておかなきゃ。そうでなければ、体裁が整わないんだ。

そうした中で一番の被害を受けるのは、立場の弱い人たちだ。お上の紛争のさなかで、差別が広がった。メンタルを病んだ。自殺者が増えた。赤ちゃんは生まれなくなり、子ども達の教育が二の次になった。子ども達の未来が奪われた。

「コロナのなる木」

木の生命力は強い。ウイルスはそんなすぐには消えやしない。だから、人々が去ってそのままにしておけば、そのうち周りに草花も生えるだろう。そのうち他の木と同化し、また森の中の一つの木に戻るだろう。

大事なことはこの木から一刻も早く立ち去ること。

きれいな森に戻そう。