知らないことに出会う幸福

日々の生活を重ねていると
何かを知っている自分に気付くことはあっても
何かを具体的に知らない自分に気付くことが少ない

多くの知らなかったことはスルーしてしまうか
知っていることで納得して知らなかったものを排除してしまうか
知っているふりをして知る機会を失うか

自身が知っていることを他者に告白することよりも
自身が知らなかった、教えてほしいと告白することはまれだと思う。
だからこそ、わたしは価値があると思うのです。

誰かに自身の言葉を伝え、戻ってくる言葉は
好意的なメッセージだけではなく批判も含まれる。
批判を怖いと思ってしまうと言葉はお腹の奥底に飲み込まれてしまう。

批判には否定的なものだけではなく
教えてくれる愛情深き批判もあるのだと思う。

教わったタイミングで恥ずかしい、悔しい、腹が立つと脊髄反応をせずに
届いたメッセージを味わってみてはどうだろうか？

食わず嫌いをせずに、人様から頂戴した批判を味わってみると
ことのほか美味であるかも知れませんね。

８０年、１００年　過ごす人生です。

一瞬の未知を恥じることはありません。
未知は知の入口です。
喜んで恩恵を受け入れましょう。
自分自身に向かって言っている感じです。