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糖という毒

なぜか世間では悪行ばかりを公表される「砂糖」さんですが
本当に砂糖さんは悪いことばかりしているのでしょうか?

わたしは砂糖さんに頼まれて記事を書いているわけではありませんのでご安心ください。中立な見地から書かせていただきますね。

よく聞く砂糖さんの悪行について
① 太るよね?
② 病気になるよね?
③ 虫歯になるよね?
④ 中毒性?依存性があるよね。
⑤ 老化を助長する?
⑥ 眠りの質を下げる?

あれ?このままただ、悪行を書き続けると
ただの悪口にしかなりませんね。

確かにいろいろな悪の可能性について言われますが

全てが砂糖さんの行いだけでしょうか?


わたしが考える砂糖さんの役割は銃におけるトリガーです。
詳しくは知りませんが銃は引き金だけでは弾がでませんよね?

銃身とか、弾丸とか、部品が揃ってこそ
引き金によって銃は発射することになる。

そうなんです。
わたしの認識が確かであれば・・・

砂糖さん = 悪行 ではないのです。

砂糖さんの行いをもってしても悪行にはつながらない場合があります。

砂糖さんの行いは変わらなくても結果を変えることができます。


仮定のお話ではありますが
砂糖さんの行動を悪行までつながない、打ち消しの材料を考察してみましょう。そういえば取ってつけた感じで申し訳ありませんが砂糖さんの善行について書いていませんでしたね。

① 細胞には砂糖さんを待っている細胞がいる
※ 砂糖さんが来ないと筋肉や脂肪を分解してでも作るほどに
② エネルギーとして活用しやすい

あまりにも重要なテーマであり
あまりにも日常に溶け込む内容なので注目されないのですが
いい仕事をするでしょ?砂糖さん

話は戻ります。

砂糖さんの悪行を打ち消す材料の考察

でしたね。

ひとことで糖といいますが種類は様々です。
決して糖 = 砂糖 = 甘い ではないのです。

砂糖(ショ糖)や果糖は吸収しやすい糖の代表格ですね。
ブドウ糖系はエネルギーとして優秀で
果糖系はため込まれる保存用栄養として優秀です。

悪い言い方をすると
使われない栄養素は肥満や病気のもとになり
ためこみやすい保存用栄養は脂肪として身に付きやすいということですね。

オリゴ糖という名前も聞きますね。
様々な種類のオリゴ糖があって機能も違います。
オリゴ糖にはサプリメントとして活用される高機能のものが多くあります。

食物繊維も糖の仲間ですね。
極端なたとえでは木の皮も糖の仲間ですね。

皆様もご存じのように

食物繊維にも種類と機能がありますね。


食物繊維としてイメージしやすいのは
不溶性食物繊維ですね。

水に溶けない食物繊維です。

一般的に食物繊維 何個分などというたとえは、こちらの成分ですね。
機能としては小さく「うんちの形をつくる」「水を吸ってうんちを押し出す」主に排泄をする部分に機能しますね。

他には糖の吸収を緩やかにするという部分も有名ですね。


重要な食物繊維は水溶性食物繊維ですね。

水に溶ける食物繊維ですね。

こちらはとても大切な機能を有していると考えられています。
人間のためにフローラが作る、栄養素があるのはご存じですか?

一般に善玉菌と呼ばれるものから多く作られるのですが
善玉群が元気に活発に活動できる腸内環境ができると
善玉でも悪玉でもない中間の日和見群が善玉っぽく振舞います。

結果として腸環境全体が善玉の恩恵を受けやすい状態になります。

善玉菌の最も大きなギフトは酪酸をはじめとするフローラが作り出す栄養素です。逆に悪玉菌が日和見菌を仲間にして優位にたつと腐敗物質が放出されて

腸環境自体が世紀末のような荒れっぷり

になります。腸環境とフローラはサプリメントより重要です。
すいません。サプリメントを提供している人間が、こんなことを言ってしまって。


最後に本日のテーマである「糖を毒にしない」
砂糖さんのトリガーが弾かれても
悪行という弾丸が発射されないようにするには?をお話します。

詳しくは次回の記事「糖尿病でもないのに 血糖値で実験してみた」に書かせていただきますが要約だけ、ここでご紹介します。

吸収しやすい糖は
吸収しにくい糖で
制御ができます。


糖は食べる、食べない、量をどれだけ食べる
そのようなテーマで語られるケースが多いのですが

実は糖と糖を組み合わせることで糖は制御ができるという考え方があります。昔から言われるベジファーストも同様の考え方ですね。

ごはんなど炭水化物を食べる前に野菜など繊維質を食べておくと
糖の吸収や糖の害が緩やかになるという発想ですね。


少し長くなりましたね。
この記事はここまでにしておきましょう。


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