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宮城県移住体験プログラム2泊3日の記録

はじめに

この体験記は、地方在住かつIT企業テレワーカー、30代独身の末端社員(自称)が移住を思い立った矢先に誘われた、2泊3日のリモートワーカー向け移住体験プログラム(宮城県北部エリア)に参加した記録です。

本記事は「移住の大変さ」などの情報より、移住候補地である宮城県の北部エリアにはどういった人や文化・観光資源があるかを現地の方々やアクティビティを通して体験するといった要素が大きいです。

体験会のテーマとしては「ととのう」ということで、心も体も仕事環境もととのうといった方向性で体験をした旅日記のような内容になっています。

また、筆者は完全テレワーカーであり、今の会社に所属したまま移住が全国どこでもOKとなった身なので、移住に合わせて転職するなどの要素は皆無です。

そして、本記事の筆者主観としては、地方から地方への移住がテーマとなりますので、都会から移住を考えている方と捉え方が違う部分があるかもしれませんのでご注意ください。

ちなみに、私については下記で自己紹介していますので、ぜひそちらも見てください。

では、本編をどうぞ。


初日(2022/11/18):大崎市

宮城県大崎市(古川駅)に到着

2022年11月18日(金)午前11時過ぎに古川駅に到着。担当スタッフの女性2名が改札までお迎えにきてくださいました(おふたりとも美人)。

お昼がまだだったので、駅を出て目と鼻の先にある「ふるさとプラザ」内のオリエンテーション場所である市民活動サポートセンターに大きい荷物を置かせてもらい、駅の立ち食いそば屋へ(地味に駅そばマニア)。

開店が11時半ってすごい。さすが地方。うちの地元でも9時だったよ。

①オリエンテーション

時間になり全員そろったので、体験プログラム参加者や、運営のスタッフの皆さんと顔合わせ。体験会の参加者自体は男女6人で、その他は自治体担当者もかなり集まっていました。こんなに人がいるのか…w

一応用意しておくか…程度で持っきた名刺が初日で結構なくなって焦った。あと紙多いw

自己紹介(ここで失敗するとあとに響くやつ)や行程の説明のあとは、今回の体験プログラムで訪問する予定の自治体から、移住の取り組みや自治体の資源、人口減少対策など様々なお話を聞かせていただきました。また、訪問予定のない自治体の担当者も挨拶にきてくださっていました。

②寒梅酒造で酒蔵見学と試飲

オリエンテーションのあとは、スタッフさんの車に乗せてもらいふるさとプラザを出発。市街地よりさらに先の方へ向かい田畑が多い地域まで行き、目的地の寒梅酒造さんへ。車中はやっぱり名物や通りすがった飲食店などの話題で盛り上がる(地元グルメって最強のコンテンツではなかろうか)。

入り口にもちっちゃい杉玉があってかわいいw
実はこのロゴマークの花びら、わざと形を不揃いにしているデザインにしたそう。

会長さんから、麹室や酒母室、お酒を仕込んでいる部屋などたくさんこだわりの話やお酒づくりで気を使っている点などをお聞きすることができました。

歴史を感じる麹室のドア。
仕込み中のお酒。すごくモコモコの泡がでてました。
めちゃくちゃ真面目でやさしそうな会長さんでした。

酒蔵見学のあとは楽しい楽しい試飲タイム!
会長の娘さんから、大学を卒業して当時の彼氏(今の旦那さん兼社長さん)と一緒に酒蔵を継いでなんとかしようと思ったことや、使っているお米や水などこだわっている点や熱量の高いお話をたくさん聞けました。

代表である娘さん。酒蔵や扱っているお酒に関しての熱量がすごく高い方でした。
少し濁ってる感じ。味は酸味が強くシャープな舌触りでした。地元にはないタイプのお酒。

初めて飲むタイプの日本酒の味ばかりで感動したので、何杯も飲ませていただきました。(もはや3杯までとかそういうの忘れてたよみんな)

帰りにお土産のお酒を買わせてもらいましたが、そのときに社長である旦那さんともお会いでき、ご夫婦と私の地元の大きな酒造会社の専務さんが共通の知人であるという話題でかなり盛り上がりました。

お米とか賞状とかサインとかもありました。

③地元の炉端焼き屋さんで懇親会

酒蔵さんでの試飲やお土産タイムが長引いてしまい(だいたい我々のせいw)後ろ髪を惹かれながらチェックイン予定のホテルへ向かい、その後は懇親会のお店でさらに新たな出会いがあり名刺を交換しました。(この時点で名刺の残りを確認しましたw)

みなさん、それぞれ真剣な思いで移住促進や人口減少対策、観光アピールをしていて、そういったものを今後どうしていきたいか、ためになる話を沢山聞くことができました。

私自身についても移住してどういうことがやりたいかなど、ガチな話で盛り上がりました。

お料理もおいしくて大満足でした。イワシをまるまる一匹串でやいたものとか網で焼いたチーズ入りの餃子の皮みたいなやつとか。

その場で炊いてくれたシメの鯛めしがマジうまし(炉端焼きの写真は?)

次の日もあるため、二次会はなしでホテルに戻ります。大浴場でさっぱりしておやすみなさい。

(実は参加者のお一人がトイレにいっている間に、車で全員撤収したため、店に置いていかれてだれも気づかなかったというのを後から知った……気づけなくてすみません……大浴場に行くときにエレベーターですれ違ったあのときに自力で帰ってきたところだったそうで)


2日目(2022/11/19):栗原市六日町→鳴子温泉

2日目はそのまま大崎市をめぐるコースと、隣の栗原市をめぐるメンバーに分かれて出発しました。(私は栗原市コースを選択)

①六日町まち歩き(商店街エリア)

山の駅くりこま駐車場に到着し、小休憩と山の駅の店舗内をいろいろ見て回ったあとにいよいよ商店街エリアに移動。シャッターが降りているお店もたくさんありますが、若い人たちを中心に古い店舗を改装してお店が続々と開店しているそうです。

その改装してオープンしたカフェ(「かいめんこや」さん)の2階にコワーキングスペースがあり、そこで、栗原市の担当の方や実際に活動されている方に様々なお話を聞きました。また、店主カードゲームなるもので、引いたカードの店舗に実際に足を運んで店主の方にお話を聞いてみるというちょっとした遊び?をしました。

デザインはかわいくて実際の店主さんに似ているんだとか。

このカード、星の数が違ったり数字がついていたりじゃんけんのマークがついていたりと、ルールはあとから考えればいいやということで、先にカードを作ったのだそうですw(勢いがすごい)

私は「にじくじら商店」さんへお邪魔することに。

なんかもうすでに情報が多い商店さん。メインは駄菓子と即席麺を売っていました。

にじくじら商店の店主さんに、商店街の一角になぜこのようなお店を構えたのかお聞きしました。

「我々が子供のころにあった、自分の親以外の大人とやりとりをする経験ができる場所が全くなくなった。子供の頃のそういう経験って大事。近所の大人との距離感やお金の使い方がわからない子供も増えてきたからこそ、そういった地元のお店を構えたかった」
にじくじら商店 店主さん談

店主さんいわく、こちらのお店は週末限定で開店しているそうですが、売上は度外視だそうです。駄菓子の数十円ですしね。そしてなんと扱っている種類は登録数だけで900くらい(品切れもあるので実際は600くらいだけどそれでもすごい)だそうです。

お店の横にあるかわいらしい車。実際に乗っているそうです。もう一台は車検中で見られず。
もちろんばっちり懐かしの駄菓子を買いましたw

店主さんは、店舗の2階は改装中ですが、駄菓子を食べながらできる、何かの教室もやりたいと穏やかな顔で熱量たっぷりにおっしゃっていたのが記憶に残りました。なかなかできることではありません。我々が訪問している最中も、元気よく挨拶する子どもたちが何人も親子連れで訪れていました。しっかりと思い描いたお店ができているんですね。大人気のお店でした。

駄菓子屋さんを出たその後は、お昼を食べに商店街エリアの角の方に近い場所にあるマタギのおじいさんとその奥さんがやっているお蕎麦屋さん(「狩人」さん)で「熊そば」なるものをいただきました。店内は実際に狩猟したであろうキジの尾などが飾られていました。ライスはアツアツのスープをかけて雑炊風に食べるスタイルでした。

熊肉は少し脂がついた馬肉に近い食感でまったく生臭くなかったです。
このあとさらに人が並びます。かなり大人気のお蕎麦屋さんです。

途中、おじいさんができたお蕎麦をお客さんにもっていく順番を間違えたのですが、奥さんとの掛け合いが面白かったですw お母さんはすごく優しい方なのですがおじいさんにはちょっとだけ厳し目の口調でしたw

食べたあとも少し商店街エリアの他のところも散策しました。

商店街は閑散というよりは静かな場所でした。近くの道路はもともと線路があったそう。
本屋さん。店名を右から読む看板。店主さんはユニークな本を選んで置いているそう。
お蕎麦屋さんの向かいくらいにある食事処。うーむ良店の予感。隣の理容店も味がある。
商店街から少しだけ離れたところにあるバー。ご主人は楽しい方でした。

昔より活気が徐々に薄れているかもしれない商店街で、若い人を中心に新たにお店を開き、昔からあるお蕎麦屋さんや鯛焼き屋さんなども大人気の街で新旧のよいところが混在している魅力的な商店街でした。

②文字地区の古民家へ

続きまして、商店街から山の方へずーっと車で移動し、ついたのは文字地区という家の数よりも田畑が圧倒的に多い地域へ。そこでは、農泊体験もできる古民家を改装しながら生活している方にお話をききました。

なんにもねー。ひろーい。
取り壊す直前のお宅をかなり激安な家賃で借りているそう。
以前は階段で2階に行けたけど改装で撤去。縁側にしては幅が広いと思った。廊下だったのね。
改装前と後で歴史がわかる柱の色。
奥は農泊体験者用の部屋。枕を並べて寝るので修学旅行感が味わえるw
こちらのご主人もやっぱり熱量が高い。すごすぎる。後ろの薪ストーブもリメイクしたもの。
お宅の後ろの山ではしめじ栽培。
BtoBで大量栽培した苔を売る先も探しているんだとか。

話がかなり盛り上がり、タイムスケジュールが押してしまい泣く泣く次の場所へ移動することに。ロマンあふれる話をありがとうございました。

③鳴子温泉でサウナと温泉

さて、いよいよ2日目のメインイベントといっても過言ではない(過言だわ)サウナ体験の場所「湯宿 ぬまくら」さんへ。温泉宿ではありますが宿泊はせず、始められたばかりのバレルサウナと硫黄の温泉を体験させてもらいました。出迎えてくれたご夫婦はかなり若い!奥様は宿の娘さんだそうで、女将のオーラをしっかり引き継いでいらっしゃいました。

待ちに待ったサウナだぜ!!
水泳着に着替えて、裏手にあるバレルサウナへ。最大8人で使えるらしい。本当か?
入った瞬間にレンズくもった……薪ストーブを焚くタイプでした。(8人は無理そう)

スタッフを含め、男性陣4人で入りました。3~4回程度入りましたがセルフロウリュウでレモン系の良い香りを感じながらしっかり汗をかきました。

外気浴をしていると、なぜか4人それぞれの生立ちや人生観、今後の生き方や移住について、みんなどんどん言葉がでてきて会話がはずみました。年齢も職種も住んでいる場所も考え方も違う、そんな4人の心も裸になった瞬間でした。(いいこと言ったつもりw)

もうちょっと入っていたかったですが、移動時間もあるため内風呂で汗を流して、宿泊場所である旅館へ向かいます。

④馬場温泉で鳴子の名湯を堪能

お宿の看板がかなり良い雰囲気を醸し出している

鳴子温泉でも他の場所より少し離れたところにある馬場温泉さんへ来ました。夕食まで少しだけ時間があったので、男性陣は内湯に入るようですw
ちょっとだけ熱めでしたが黒めの色の良いお湯でした。

大崎のお酒をいろいろ飲みながら料理に舌鼓。移住や地域の話で盛り上がる。

余談ですが、宿の2階にちょっとした展望エリアがありみんなで行ってみたのですが、奇跡の再会が!(人じゃなくて本だけど)

小学校低学年のときに読書感想文で賞をもらった本に再会!何か地域に縁を感じる瞬間。

その後はおのおのお部屋で休みました。男性陣の一部は外湯があるのでチャレンジしにいきます。

夜は暗かったので朝撮った図。内湯より結構熱いけどなれると馴染むお湯。

帯同スタッフの男性は熱いお湯が苦手で、結局入れずにずっと寒い中お湯を体にかけてました。おい!入らんのかーいw

その後は、また男性陣4人で23時半ころまで日本酒を飲みながら、地域課題や若干の下ネタで盛り上がりました。(いわく東北のほうが盛んだとか。何がとは言わない)

ツマミはみかん。あと鳴子温泉のお水をちゃっかりコンビニで購入。

最終日(2022/11/20):鳴子温泉→加美町

起床後、朝風呂と朝食前の散歩

翌朝、天気がいいので朝食前に少し散歩をしようと外に出ると、道路を挟んで宿の目の前に運動公園がありました。これ幸いと行ってみると、朝もやと温泉の湯気がのぼったばかりの太陽とコラボしてて幻想的でした。せっかくなので4K動画を撮りまくりました。

超絶最高な景色だった。あとウォーキングしてる地元の方もいた。

朝風呂も入ってさっぱりしたあとで朝食をみんなもりもり食べました。お米が美味しい地域なので炊きたてご飯が最高においしい。

朝ごはん。米がうまいよ。おかわりだよあたりまえだよそんなの。
お宿外観。お世話になりました。

最高の温泉宿体験でした。ありがとうございました。

①サスティナビレッジ

お宿から少し山の方に移動。動画ばかり撮影して写真が一つもないことに気づきましたが、地元の方のチカラで、地元の木を使い、自然エネルギーを使って生活ができる山奥の賃貸アパートのある場所へ。

こちらの担当の方もやはり熱量が高く、質問も多かったためかなり時間が押してしまう羽目に、でも取り組み自体はすごい。木質バイオマスのコージェネレーションシステムで熱と電気を作り、お風呂や冷暖房に利用しているそうで、露天風呂もありました。(ボイラー的なものなども実際に見させてもらいました。)

自然エネルギーで自然な暮らしをのんびりしながら、在宅勤務ややりたいことに没頭もできそう。宣伝をあまりしてないのにどこからか調べて連絡してきた移住希望者もいたそうです。

②加美町でカヌー体験

サスティナビレッジのあとは加美町まで移動。やっぱり車中の話題はまわりの風景や地域から来ることばかり。みんないろいろなことを知っているので、まず移住をどうしようか、なんて考えていた自分がおバカに見えるレベルです。勉強になります。

目的地の中新田B&G海洋センターに到着。さっそく担当の方からカヌーの乗り方を教わり、心の準備もなくカヌーへ乗り込むw

なんとこのカヌー体験、午前中なら朝9時から大人330円で乗れるというのだから驚愕。数千円くらい取られるのかと思ったよ!もっと取っていいよ!

乗ったのは超初心者でも扱いやすいカヌーだそうで。細長いやつは上級者向けだとか。

まぁ、わかってたけどパドルを漕いでいると冷たい川の水がしたたって足にかかるんですね、かなり濡れましたわ。

まわりが静かで自然の音しかしない、超気持ちいい時間だった。無限に漕げる。

カヌー体験ができる鳴瀬川は、国体でカヌーレーシングの競技場にも使われる場所だそうで、なんというか素人意見ですが、すごくいい環境だなと思いました。

③牛舎を改造したコワーキングスペース

カヌーのあとは「小野田サテライトオフィスMowMow」さんへ。

動画ばかりでこちらも中の写真を忘れていたのですが、デスクが2席置いてある仕事スペースが、前は牛1頭用のスペースだったこととか、簡易宿泊施設登録をしているので自炊しながら寝泊まりしながらコワークできるとか、担当の方はやっぱり熱量が高い方で素晴らしい施設でした。(フレックス勤務ならカヌーしてからこちらに来るみたいなこともできそうですね。)

外観はたしかに牛舎っぽい名残がありました。(この写真だとわかりにくいけど)

有線LANはなくWi-Fiのみですが、下りが200Mbpsとか出るので通信環境はかなり快適で、クラウドセキュリティ的なものも入っているのでノマドワーカーも安心して使えるそうです。会議室も広々でテレビモニターもでかい。

洗濯機やIHクッキングヒーター、食器やベッドも一通りあったので、ドロップインで使うよりは、宿泊や数日滞在を前提で利用するのが便利そうでした。

④やくらいでお蕎麦と土産

お蕎麦屋さん外観。結構山のほうなのにPayPay対応してた。

コワーキングスペースのあとはさらに山の方に移動し「やくらい」というエリアにきました。途中にはスキー場があり、さらに進むと日帰り温泉と地元の野菜などが買える産直エリアに分かれた施設があり、日曜日ということでかなりの車が駐車場に止まっていました。

そしてなにげに気づく。この3日間はお昼が全部お蕎麦でした。(お蕎麦好きだし自然があふれているところってお蕎麦美味しいよね。だから問題なし)天ざる大盛りを頼み、地ビール大好きなので昼からビールをいただきながらアテンドしてくれたスタッフさんの移住話を聞く(写真忘れたよ……)。

お昼のあとはそのまま日帰り温泉と土産コーナーのある施設へもどり、醤油とわさびのダブルジェラートをデザートで食べる。(奇抜な組み合わせを選んだつもりが、寿司か刺し身を食べるときの組み合わせになってた)

さすがに日帰り温泉は時間的に厳しかったみたいで、産直コーナーをちょっと見学。買ってもいいかなと思ったけどすでに帰りの荷物がやばそうなのでまたの機会に。

訪問時間のせいか品切れ野菜も。産直って午前に来ないとそういうところあるよね。
わさびはほんのり香り、醤油はたしかに醤油なんだけどほんのり甘め。

⑤最後の振り返りワークショップ

そして、大崎市に戻っていよいよ最後のプログラム、体験会を振り返るワークショップ。いよいよ終わりか…あっという間だったなぁ。

机にはポストイットとペンがある。ワークショップっぽいw
この3日間の写真を動画で振り返りました。作成してくれたスタッフさんに感謝。

すごく印象に残ったことや、もっとこうしたらよかったのではないか、ということを参加者それぞれで考えてホワイトボードに貼りながら発表しました。みんな同じことを感じていたり、そうじゃない捉え方をしている部分だったりがあって、すごく良い振り返りでした。

まとめと感想

まず、言いたいのは「参加させてもらえて、本当に良い経験をさせてもらった」ことに感謝をしたいです。百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実際に見聞きしないとわからないことや、実は知っていたつもりで知らなかったことがありました。

また、参加者同士でも知識や情報の共有ができ、移住を考えている同士でも、どこに着目しているかとか、移住したら仕事の他に地域に貢献できるような複業をしたいとか、さまざまな思いがあるんだなと感じました。

体験プログラムの行程についても、その地域で頑張っている方を通してしっかり学べる部分と、アクティビティを通して遊びを体感することで、今回の地域の魅力をたくさん味わう事ができたと思います。なんというか帰りたくない感じでした。

実際、振り返りが終わったあとも、帰りの新幹線の時間までみなさん引き続き会話が弾んだり、忘れていた名刺交換をしたりで最後の最後まで充実していました。(そして持ってきた名刺はすべて無くなった。代わりにその枚数分新しい名刺が増えたので名刺入れの中の枚数はほぼ変わらないというw)

仮に、移住したら近隣の地域も含めて「こういうライフサイクルやライフスタイルが確立できそうだな」とかイメージが明確になるような貴重な機会でした。

運営スタッフの皆さんや、参加者として今回繋がることができたみなさんとお話を聞かせてくださった地域のみなさんに多大な感謝をして筆を置きます。ありがとうございました。

さて、次はどのエリアに移住体験行ってみようか。(まだ行くんかい)


|○△○|サポートいただけるのであればいっそうの精進をお約束します。