「通信制高校」の基本を知る
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文部科学省の調査によれば、2020年の新型コロナを皮切りに、通信制高校の生徒数が大幅に増加傾向にあるそうです。また、通信制高校の学校数そのものが急増したことも一因と考えられています。
この記事では、通信制高校についてこれから調べる方やまだよくわからないという方向けに、わかりやすくポイントを絞って紹介していきます。
1.通信制高校とは
全日制高校や定時制高校とは、平日の日中や夜間に学校へ登校する必要がありますが、通信制高校は、毎日学校へ登校する必要はなく、レポートやテストをオンラインや郵送で提出することによって『高卒資格』を取得します。*高卒認定試験(旧:大検)とは異なります。
2.通信制高校どういう人が通うのか?
通信制高校といえば、家庭の事情や学校から距離を置く生徒(不登校)などが通うイメージがありましたが、ここ数年でそのイメージはだいぶ大きく変化しています。
"ドロップ・アウト”のイメージも今は昔
さらに、2021年9月文部科学省は『通信制高等学校の在り方に関する調査研究協力者会議』を開催し、現代の子どもたちに合った学び方を模索している状況です。
3.通信制高校の主な種類
通信制の学校には大きく分けて2つあります。
一条校は学校教育法という法律により「高等学校」と定められており、一定の条件を満たせば「高校卒業資格」を取得することができます。
また、一条校は全日制高校と同様の位置付けの為、進学や就職に不利になることはないと考えられます。
一方、サポート校は通信制高校に通う生徒に対して、勉強や精神面での支援を行うことがメインであり、「塾」や「予備校」に近いと言えます。
ただ、大変のサポート校は通信制高校と提携しており、サポート校入学の際には通信制高校への同時入学が必要です。
4.最後に
今回はだいぶポイントを絞って通信制高校の概要を紹介しましたが、通信制高校の数は年々増えており、学び方も多種多様となっております。
これから学校選びする中学3年生や今の学校が合わない現役高校生のみなさんには、全日制や定時制以外にも、通信制高校という新たな選択肢があるということだけでも知っておいて下さい。
きっと、希望の光になってくれるはずです。
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