メンタルとハマった瞬間/浦瀬優
対馬トラッククラブ編集部です。
対馬トラッククラブは対馬で頑張る陸上選手を応援しております!インタビュー記事第5回目は対馬高校陸上部浦瀬優選手です!
ハマった瞬間
浦瀬選手が砲丸投を始めたきっかけは毎年行われる陸上の中総体の時期の陸上練習だったそうです。
「もともとはバレーボール部でレフトでアタッカーをしていました。市の中総体の時だけは砲丸投げを毎年していました。他のみんなはとてもたくさん走っていたけど、私は走るの嫌だったので走らなくていい砲丸投げを選んだんです。」
照れ笑いしながら、教えてくれました。
「砲丸投げの魅力は技術がハマった時の爽快感がたまらないんです。また、本番は気合いでなんとかなる競技だと思っています。」
高校進学時は、バレーボールをするか、陸上競技をするかとても悩んだと語っています。もしかすると陸上競技の、砲丸投げの楽しさに知らず知らずのうちにハマってしまっていたのかもしれません。
もう負けたくない
3年間で一番印象深かった思い出を聞きました。
「1年生の県新人戦で負けてしまって、悔しくて諫早の上山公園の階段をダッシュしたことです。顧問の林田直人先生からは一度走ると決めたら絶対に止まるなと指示されました。負けた悔しさをぶつけるために全力で登りましたが本当にキツかったです。そこでもう走りたいくない、もう負けたくないと思いました。」
去年の九州新人大会では
「他校の選手とずっと競っていましたが、メンタルのコントロールが上手くできて逆転で優勝することができました。」
フィールド種目のメンタルの大切さを話してくれました。
ドキドキして見ていられない
砲丸投げの技術のイメージトレーニングやチェックのために、何度も何度も同じ動作繰り返す浦瀬選手は両親についてこう語ります。
「私は考えすぎて落ち込んでしまうタイプなんです。逆に両親は楽観的なタイプの性格なので、気にしなくてもいいよと励ましてくれます。また、時々アドバイスをくれてます。だけど、大会を見に来てくれた時はドキドキしていて見ていられないらしいです。笑」
両親の浦瀬選手への想いが伝わってくるエピソードでした。
最後の県高校総体へ向けて
「県の高校総体の目標は13m90で、県記録を更新したいです。14mは北九州大会に取っておきたいと思います。砲丸投げは最終日なので、対高陸上部として高校総体の良い締めくくりができるように頑張りたいです。」
県高校総体最終日で、浦瀬選手の投てきがハマる瞬間は見逃せません。
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