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切り替えの時間-対馬高校陸上競技部 10月23日(月)-

対馬トラッククラブヘッドコーチの林田章紀です。

本日の対馬高校陸上部のトレーニング

【ウォームアップ】
・モビリティエクササイズ
・コアエクササイズ
・ランニングドリル

【サーキット】
①バランスボードスクワット
②バトルロープ
③MBツイスト
④アームストローク
⑤バランスボードハイプランク
⑥バトルロープ
⑦MBシットアップ
⑧ハードルアンダー
40秒×3セット r=20秒

【イベント】
・ジョグ
・バレーボールパス
・バイク
・円盤投げ
各10分

切り替えの時間

今日はサーキットを中心にトレーニングを行いました。久和選手が言っているようにサーキットは差が出るトレーニングだと思います。

“サーキット程自分のさじ加減で強度が変わるトレーニングは無いと思います。しかもサーキット程体もメンタル面も他の人と差ができやすいトレーニングも無いと思います。”

彼が言っているようにサーキットの種目も実際に行っている時間の取り組み方も重要ですが、僕が見ているのは切り替えの時間です。

積極的にトレーニングに取り組んでいる選手は種目が始まる前に準備をして、時間ぴったりに始めて時間が終わるまで取り組みます。一方で消極的な選手は時間になって準備を始めて(2秒遅れ)、5秒前・サン・ニ・イチのイチであたりで終わります。

積極的な選手 40秒のトレーニング
消極的な選手 37秒のトレーニング

今日のサーキットで言うと8種目を3セット行ったわけなので、前者と後者の選手では3秒×8種目×3セットで72秒の差がつきます。

言ってしまえば、72秒の差は約2セット分サーキットを失うことになります。

”勝利の神様は細部に宿る”

小さなこと、細かいことを誤魔化さないで積み重ねることが大きな結果に繋がると思います。

切り替えを時間を大切にしていきましょう。

対馬トラッククラブヘッドコーチ
林田章紀

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