チームのために良い流れを作りたい/勝見風李
対馬トラッククラブ編集部です。
対馬トラッククラブは対馬で頑張る陸上選手を応援しております!インタビュー記事第3回目は対馬高校陸上部勝見風李選手です!
ソフトボールで肩が鍛えられた
「小学生1年生の時に出場したマラソン大会をきっかけに陸上を始めました。最初は100mから800mまで走ることに一所懸命に取り組んでいました。同時に取り組んでいたソフトボールの影響で投げることが得意になりました。」
なんと、勝見選手は小学6年生の時にはソフトボールを50mも投げれるようになっていたそうです。ちなみに、小学6年生女子ソフトボール投げの平均は約17mなので3倍以上の投擲距離になります。
大きな支え
勝見選手は中学時代バレーボール部とジャベリックスローを兼任することになります。
「ジャベリックスローは中体連の正式種目ではないので、全中や九州大会に出場することはできませんでしたが、ジャベリックスローがある大会には積極的に参加していました。中学2年生の時にはジュニアオリンピックに出場して、6位に入ることができました。」
なぜそこまでの成績を残すことができたかを聞いたところ
「週に3回くらいお母さんが仕事終わりに車で峰の陸上競技場に連れて行ってくれて、また小学校の担任だった里津先生も毎回峰まで来てくれて練習に付き合ってくれました。お母さんと里津先生の協力があったからこそ、記録を伸ばしていくことができたと思います。」
二人の存在が競技をする上でも大きな支えとなり、ここまで成長できたそうです。
「1年生ではインターハイ予選落ち、2年生では決勝に残れて嬉しかったけど、決勝では全然ダメでした。今年は県記録を更新して表彰台の高いところに上がりたいです。」
勝見選手は目標をしっかりと見据えています。
最後の県高校総体へ向けて
「中学時代から投げを私に教えてくれて競技者として成長させてくれた顧問の林田直人先生や今まで育ててくれた両親に恩返しができるような投げをしたいと思っています。女子やり投げは初日なので、50mを投げて優勝して北九を決めてチームに良い流れを作りたいです。まずは私がぶちかまします!そして、自分が終わったらみんなが良い結果を残せるように全力でサポートしたいと思います。」
陸上は個人スポーツと思われがちですが、その他の団体スポーツと同じようにチームワークが大切なスポーツです。勝見選手にはチームを勢いづけるパフォーマンスを期待をしたいです。
長崎県高校総体まであと5日
文:対馬トラッククラブ編集部
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