パートナー以外の人に恋することを許してみたら
最近ね、ちょいちょい恋してるよ。たぶん前からしてたんだけど、恋してるって認めるのが怖くて気づかないふりしてた。
でも、夫の北くんが素直に「みんなにうっすら恋してる」と言っているのを受けて、わたしも自分に恋するのを許してみたら、北くん以外の男性にきゅんきゅんすることが増えた。
それでも絶対的にわたしの中には北くんの愛が流れていて、きゅんきゅんした後に北くんのことを想うとものすごく深くてあったかいものに飲み込まれて、『敵わないな』という気持ちになる。
愛する人に尻尾をつかんでもらって気まぐれにきゅんきゅんするの楽しいな。どうにもならなくていい安心感というか。
◆
レンタルカップルを依頼してくれた女性がそんなことを言ってたけど、実際にやってみるまでは「恋してるのに成就しないのが楽ってどういうこと?」って疑問だったけど、うん、これはいい(°▽°)←
推しにキャッキャしてる気分だ。推しとかいた経験あんまりないけど、近しい人間が推しになるっていいな。人と関わるのが楽しくなりそうだ。
◆
いつも、わたしが素直になれずにいる部分を北くんが先に突破してくれる。
たしは大抵、びっくりしたりショックを受けたりして泣くんだけど、その度に落ち着くまで話を聞いてくれて「俺はまちまちのことすごく愛してるんだよ。大好きなんだよ。だから大丈夫だよ」って安心させてくれる。
北くんが純粋な気持ちで表現してるだけっていうのは深いところで伝わってるから、そうやってよしよししてもらうと落ち着く。
そのうち安心してくると、『わたしもやってみようかしら?』って好奇心が湧いてきて、やってみると前よりも素直で優しい世界になる。
恋してる、きゅんきゅんしてるって素直に言えるようになって嬉しいな。
だからって嫉妬しなくなるわけではないんだろうけど、なんか、心が軽くなった。「嫉妬したーっ!」て抱きついて、怒ったふりして、よしよししてもらって満足する、みたいになれそう。
いつもサポートありがとうございます。 『この世界の余白』としての生をまっとうするための資金にさせていただきます。