◆好みの変化
たぶん、五月くらいから。文体とか表現の仕方とか、いろいろとしっくり来なくなってきてた。その状態で闇雲に書き続けるのが嫌で、しばらく表現することをお休みしてた。特に、日常的な発信を。
人生に大きく影響を及ぼすような体験からささやかな日常まで、記録しておきたいことは溜まっていくけど、いざ表現しようとしたら、一から百まで説明するような形になってしまって辟易した。
味覚が変わって、くどいのが苦手になったらしい。
だから、断片を書くことにした。
◆興味の矛先
新鮮なものから調理していかないと、いま抱えている満腹感は解消されない気がするから、一番最新のことから書く。
いま、私の興味は、個人的な創造と霊的な成長に向いてる。
個人的な創造は、独自のワークとクレイを組み合わせたセラピーとセルフカウンセリング・サービスの構築、それから新しい表現法の確立して文筆業を本格的に再開させること。
霊的な成長は、かんたんに説明すると、セックスや瞑想を通して魂の純粋性を高めること。六月にその意識状態を実際に体験したことで、強烈にそれを望むようになった。
◆詩的表現の発掘
ある人のFacebookの投稿に『固定概念を外したフォークとスプーンを贈ったら、』という文を見つけてテンションが上がった。何気ない報告文に紛れ込んだ詩的表現。そういうものを拾って、つなぎ合わせて、何かを作りたくなったけど、著作権のことを考えると難しそう。
◆ひきこもりたい、たくない
仕事で全国を渡り歩いている夫にくっついて旅したい私と、自分のテリトリーにこもって心身の調整と創作に集中したい私との間に葛藤がある。
どうしても、一人きりで自分の内側にひきこもる時間が必要みたい。だらだらと過ごす時間は一見、無駄に思えるけど、そこを飛ばして作り始めると生み出すものに魂がこもらない。
誰かと一緒にいる時でも、旅先でも、外部からの刺激を上手く取り込みながら自分のことに集中できたらいいんだけど。
今のところそれができないから、集中したい時はひきこもるしかない。
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