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ささやかな吐露

 とても静か。
 何もしなくていい、という心地よい放棄。
 ここ最近わたしのことを突き動かしていた衝動もなりをひそめて。

 誰かの声が聴きたくて、だけど、具体的に誰の声を求めているのかはよくわからなくて、代わりに音楽なんぞ聴いている。

 誰かの声が聴きたいと言っておきながら人との会話は飽和気味。
 考えることにも少し疲れた。
 たぶん、睡眠リズムが狂っているせい。
 今夜は早めに眠って、明日からまた平常運転に戻そう。

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