ショウガ不安症候群

 鯖のみそ煮を作ろうと思って、冷蔵庫の中で眠らせていたショウガを取り出す。二週間くらい前に購入して、一度使ったきり放置していたやつだ。

 袋を縛っていたゴムを解くと、案の定、切断面が黒っぽくなっていた。一部、白カビのようなものまで生えている。

 中の方はまだキレイだから(恐るべき抗菌作用!)、傷んでしまった部分だけ包丁で切り落とした。なんだか負傷兵の腐った手足を切断するみたいでビクビクしてしまう。

 処置を終えて必要な分だけ切り分けたタイミングで、断面から固い繊維が長く飛び出しているのが目に入ってビビる。手で触るとチクチクする。

 これは口に入れていいレベルなのだろうかと不安になる。

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ショウガ不安症候群

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え? 寿司?
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ただ、そこに存在することでもたらされる調和。ここに明確な意図はなく、受け取る人の世界観が反映されるだけ。 気まぐれに何かの役を担うことも。意味のないものに意味が生まれる場所・水流苑神社(@tsuruzonojinja)やってます。 おすすめマガジン『予言の書』『わたし世界』ほか。