親愛なるあなたにかかれた絵本
世界中で読まれている有名な絵本「はらぺこあおむし」は、妹のクリスタに向けてかかれた絵本。
世界でたった一人の妹に向けて描かれた本がどうして世界中で読まれているのだろう。
お茶を席代に本棚の本が読めるお店で絵本を読みまくっていた。
外国人が書いた絵本を谷川俊太郎とか村上春樹とかが翻訳していて、
この人たちが翻訳をしていることを初めて知って驚いた。
「はらぺこあおむし」等、何冊か読んで「誰々へ」と最初に書かれている絵本が多いことに気づいた。
もちろん妹だけに読んでもらうつもりで作られた絵本ではないはずだが、
最初から世界のどこかの誰かに向けてではない。
本屋の店主に聞いたところ、「特に外国の本に多いかもね」と言われた。
そういう文化か何かか。
手作りの絵本のプレゼントなんてもらったら最高に嬉しいだろう。
作る側も相手が読む様子を想像しながら作る時間が楽しそうだ。
大切なある人にかかれた絵本には、作者の温かい思いが込められている。
そうして世界中で読まれる絵本になったのかもしれない。
温かい思いってなんだよ。やっぱり違うかも。
「誰々へ」ってわざわざ言ってないだけで、ある特定の人を思い浮かべてかかれたものだってありそうだ。
私の書くnoteは、世界のどこかの誰かに書いている。
私自身に書いているときもあったりする。
それも悪くないけど私の大切な人に書いてみてもいいと思えた。
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