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初仕事

さて、退職してから初めて関わった仕事がリリースされたよ。
Aperture Desk Job』というPC用ゲームだ。

これは「Steam」というPCゲームプラットフォームを運営しているValve社のゲームで、人気の高い『Portal』というアクションパズルの外伝的な作品だ。

この作品の日本語ローカライズを、丁寧なローカライズで定評のある架け橋ゲームズさんからの依頼で担当した。いやあホント面白い仕事だったわ。

前の記事でも書いたけれど、今後はローカライズでのキャリアを積めるような仕事を続けていきたいと思っている。ここで云う「キャリアを積む」というのは、スキルを上げるというよりは、「実績を作る」というような意味だ。できるだけ完成度の高い作品に関わっていきたい――というより俺の力で完成度を高めていきたい――そしてそれを積み重ねていきたい。そんな野望を抱いているのだ。ローカライズ業界的には新参者のくせにね(書いてて思ったけど、偉そうかな俺?)。

なので、退職するにあたってローカライズをしている会社さん何社かに「お仕事ください」と営業活動をしたのだが、俺から見て完成度の高いローカライズを行っている会社さんにしか回っていなかったりする。要は、高い完成度を要求してくる会社と仕事をしたい、ということだ。そして幸い、その内の1社、架け橋さんからお仕事をいただけたという次第。

やっぱり偉そうかな? 頭が高いかな?

でも、残りの働ける年数を考えると、あと何本のゲームに関われるのやら。ラストキャリアとしては、この姿勢は持ち続けるべきだと考えている。ヤッツケ仕事にかかずらってるヒマはない。もうカウントダウンは始まっているのだ。マジで。

――ああやっぱり頭が高いな、俺。なんだかごめんなさい。

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