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野球記事まとめ

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#セリーグ

【パ・リーグとセ・リーグの違いは何か、両リーグ成績を比較してみた】セ・リーグはDH制でないから打力が弱いは間違い?

福岡ソフトバンクホークスの4連勝で終わった日本シリーズ。それがきっかけとなり、いわゆる「セ・リーグ、パ・リーグの差」議論が起こっていますが、実際数字から見るとどうなのでしょう。 今回は、セ・リーグとパ・リーグの得点、本塁打、安打数、失策、盗塁数などの様々なデータを2016年度〜2020年度で比較してみました。 するとセ・リーグ自体が打力で劣っているかというとそういうわけではなさそうという結果と、それぞれある数値が大幅に上回っているなど、面白い事実が見えてきました。 【条

今季 セ・リーグでもっともホームランを打つ確率が高かったのは誰でしょうか?〜2020年度 本塁打率上位ランキング〜

今季、セ・リーグでもっともホームランを打つ確率が高かった選手は誰でしょうか?今回は「本塁打率」をテーマに、そのランキングを見ていきたいと思います。 シーズンで放った本塁打の総数が多い打者は、本塁打を放つ確率が高いというイメージが強いかと思います。もちろん感覚的には正ではありますが、その2つは厳密には分けて考える必要があります。例えば、100打席に立ち20本の本塁打を放った選手と、50打席に立ち20本の本塁打を放った選手では、放った本塁打数は同じでも、後者のほうが本塁打を期待

今季セ・リーグで「最もレアなホームラン」を放ったのは誰か?〜本塁打率のワーストランキングは一概に悪い成績とは言えないという話〜

前回の記事では本塁打率に注目し、今季、セ・リーグでもっともホームランを打つ確率が高かった選手は誰かをテーマに記事を更新しました。 今回は、逆に、ホームランが最もレアだった選手、つまりホームランを放つ確率が低かったのは誰かに着目してみたいと思います。調べてみると面白い事実が浮かび上がりました。 ※前回の記事 本塁打率のワーストランキング = 一概に悪い成績、とは言えない?今回取り上げるのは「ホームランがレアだった打者」、本塁打率の数値が高い打者のランキングです。つまり、本

セ・リーグ 安打数ランキング上位打者の各安打割合を調べてみた〜上位打者の単打、二塁打、三塁打、本塁打割合は?〜

前回の記事では、セ・リーグにおける、2020年度 単打、二塁打、三塁打、本塁打ごとの上位打者ランキングをまとめてみました。今回は、最多安打のランキングに目を向け、上位ランキングの打者たちは、単打、二塁打、三塁打、本塁打をどれぐらいの割合で記録しているかを取り上げていきます。 分析してみると、比較的親しい傾向にある打者もいる一方で、極端な例を示している打者もいました。 ▼前回の記事はこちら 第1位 146安打 中日・大島 洋平選手 まずは2020年度 セ・リーグ最多安打

【阪神タイガース スアレス投手を分析】ソフトバンク時代から奪三振率は下がったが、防御率が良化しているのは、長打を防げているから

今季 阪神タイガースに加入し、見事復活し抑えとして活躍を見せる元 福岡ソフトバンクホークスのスアレス投手。10月11日には、自己最速の161km/hをマークし、持ち前の速球も健在です。 今回は、ソフトバンク時代にリリーフとして活躍した2016年度と、今年度の阪神タイガースでの各種指標を比較してみました。(2020年10月22日時点での比較です。) スアレス投手 ソフトバンク(16年度)時代との成績比較 比較してみると興味深い傾向が見えてきます。 三振率は下がったが防御

野球noteの自己紹介を兼ねて 最も心を動かされた現地観戦 9回2死からの満塁ホームラン

まだちゃんと自己紹介記事を書いていない当note、とはいえ、普通に自己紹介するのもあれなので、今回は自己紹介名目で、「最も心を動かされた現地観戦」の試合を振り返って取り上げていこうと思います。 noteをはじめて10日目、毎日更新しようと思いつつなんやかんやでまだ書いた記事は8本となってます。野球のことやらビジネスのことを書いていこうと思っていましたが、今のところほとんど野球ですね。やはり好きなことは書きやすいなと思います。 そんな中で、まだちゃんと自己紹介をしていなかっ