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開拓

⚠️この記事を読む前に、あらかじめ前回の記事をお読みください。

前回の記事では、自分がこれまで「萌え」を提供するメイド喫茶に行かなかったことと、その理由について書いた。

そして、最後に『最近ようやく「萌え」を提供するメイド喫茶に足を踏み入れた』と書いた。

今回は、その経緯と行ってみた感想、今後のメイド喫茶と自分の関係について書こうと思う。


2024年5月、Twitterを見ていると、あるチェキの画像が流れてきた。

その画像は自分のフォロワーである「水滴」さんがツイートしており、そのチェキには「あっとほぉーむカフェ」のメイドさんが写っていた。

※ご本人から掲載許可をいただきました、ありがとうございます。

そして、このチェキの右側には、7月15日で卒業する「こさめ」ちゃんが写っていた。

こさめちゃん卒業イベントのポスター。

この写真を見た自分は「この子に会いたい」と思い、すぐに水滴さんに「こさめちゃんに会いたいので、あっとほぉーむカフェに連れて行ってください」とお願いした。

完全に直感で決めたので、これで「なんか好みじゃないかも」と思ったら、いよいよ自分は「萌え」が苦手なのだと確認することにもなると思った。


あっとほぉーむカフェは秋葉原と大阪にあるメイド喫茶で、秋葉原には大きく3つ、細かく8つの「お屋敷」がある。

2024年12月には、名古屋に新店舗がオープンするらしい。

・本店
ビルが丸ごと「お屋敷」となっており、3階から7階まで5つのフロアがある。

各階ごとに所属するメイドさんがおり、こさめちゃんは「本店5階」に所属している。

公式サイトの紹介ページから。

・アキバカルチャーズZONE店
「アキカル」や"ACZ"と略される。

本店の隣にある「アキバカルチャーズZONE」の5階にあり、隣り合わせで「L店」と「R店」がある。
ここに所属するメイドさんは、日替わりでL店とR店を行き来する。


・ドンキ店
「ドン・キホーテ秋葉原店」の5階にある、あっとほぉーむカフェの1号店。
創業から20年の歴史があり「アキカル」に次ぐ広さを持つ。


2024年6月19日。

自分は水滴さんと待ち合わせをして「お屋敷」に向かった。

自身初の「ご帰宅」は、こさめちゃんがいる本店5階だ。

水滴さんは、順番待ちの間に「お屋敷」のルールについて教えてくれた。

予備知識が全くない自分にとって、経験者の教えは、とてもありがたかった。

そして、いよいよ「ご帰宅」の瞬間がやってきた。

案内役のメイドさん(らいすちゃん)が、ベルを鳴らし「ご主人様のご帰宅です!」と言うと、他のメイドさん全員から「おかえりなさいませ、ご主人様!」と返ってきた。

誰もが知っている、メイド喫茶の挨拶だ。

自分は、この数秒でメイドさんが生み出す一体感と非日常感に感動した。

本店5階の内装はピンクが多く
「萌え」を連想させる雰囲気になっている。

用意された席に案内されると、案内役のらいすちゃんが「お手紙」を読んで「ご主人様認定証」を渡してくれた。

最初に手に入るブロンズ認定証。
お嬢様(女性)はピンクの認定証がもらえる。
裏面は、案内してくれたメイドさんが名前を書いてくれる。

「認定証」にはランクがあり、「ご帰宅」の回数によって色々な特典が得られる。

「メイドカフェ芸人」として有名な、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の「たかし」さんは、「ご帰宅」を2000回すると手に入るブラック認定証の持ち主として有名である。


自分は、らいすちゃんから「お屋敷」での過ごし方について説明を受け、お絵かきキャラメルラテと、こさめちゃんとの記念撮影(チェキ)をお願いした。

「ご帰宅」の時間は60分しかないが、こさめちゃんに限らず、色々なメイドさんと会話が楽しめて、とても楽しかった。

記念すべき最初のチェキ。

そして「どうして今まで、この楽しみを知らなかったんだろう」と思った。


そこから自分は空いた時間に「ご帰宅」し、認定証がシルバーにランクアップした。

シルバー認定証からは、メイドさんが
認定証の裏面にお絵かきをしてくれる。

「ご帰宅」する中で本店5階に限らず、6階、アキカル、プレミアムでも仲良くしてくれるメイドさんに出会い、気づけば自分も「より良いご主人様」への道を進んでいた。

8月14日,15日に開催された「あっとフェス2024 summer」にも足を運び、チェキ撮影会や体験型イベントを楽しんだ。


あっとほぉーむカフェは、テーマパークのような非日常感を感じつつ、日常の会話をしたり、メイドさんの新しい一面を知ったりと、コミュニケーションに事欠かない空間だ。

そして何より、今までの自分が通っていたメイド喫茶とは一線を画す特別感がある。

また、60分という限られた時間で「今日は、このポーズでチェキを撮りたい」や「メイドさんと、この話をして元気をもらいたい」など目的を決めて過ごせるのも良いところだと思う。

これ以上の魅力は書くとキリがなく、これから「ご帰宅」する人の楽しみを残すために、あえて伏せておく。

自分は「あっとほぉーむカフェ」が持つ特別感を失わないようにしつつ、今後も「ご帰宅」したい。

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