ほのかな甘い香りに癒される！網走フロックス公園

網走湖を見下ろす丘に一面に広がるフロックスの花。
その規模は約10ha、東京ドーム2個分の広さです。

フロックスとは

フロックスは「草夾竹桃（くさきょうちくとう）」とも呼ばれる花。
彩りが豊かな花びら、ほのかに香ってくる甘い香りが日常を忘れさせてくれます。高温多湿に弱い花で、涼しい北海道はフロックスの栽培に適しているそうです。

遠くから見ると派手さに少しかけますが、咲き方がとても可愛い花です。
思わず近寄ってしまいたくなります。
花の中心とのグラデーションや、模様が楽しい花です。

フロックス公園の見頃

例年だと見頃は8月のお盆シーズン前後だそうです。

夏の網走はヒマワリばかり追いかけていて、この丘の光景を見そびれていました。
今回、たまたま思い出して...でも、見頃ってどうだっけ？と、下調べもなしできたんです。
思いついて大正解！
見頃のピークは過ぎていましたけど、その景色を充分に楽しむことができました。（2021.9.1撮影）

フロックス公園の成り立ち

2002年（平成14年）にボランティアの方々が山を開墾して、1.,000株のフロックスを植えることから始まったそうです。
現在は15万株のフロックスが植えられています。

白く光る公園内の歩道。
道に敷き詰められているのは砕かれたホタテの貝殻です。歩くと、シャリンシャリン音がして、この音を楽しみながら歩くのも楽しいですよ♪
網走はホタテの産地としても有名で、産地ならではの取り組みですね。

この丘には「僥倖の丘」と名前がついてます。
僥倖（ぎょうこう）とは「思いがけない幸運」という意味。
訪れるといいことあるかもです♪

じつはこの日、網走に着いた頃は雲が広がっていて景色はイマイチかなって思っていたんです。
でも、着いた頃にはこんなに気持ちのいい青空で。
網走湖を見下ろしながら、思いっきり深呼吸できていいリフレッシュになりました。

来年こそはピーク時に来てみたいと思います！

僥倖の丘あばしりフロックス公園
住所：北海道網走市呼人465
問合せ先： （社）網走市観光協会
開園期間 7月下旬～9月上旬
開園時間 9：00～16：00