映画に出てくるような、縦めくりのメモ帳

70年代のアメリカがおもしろい。

といっても、音楽や映画でしか当時に触れられない。

公民権運動、ベトナム戦争、それにウォータゲート事件、素材もそろっている。

ウォータゲート事件をあつかった映画は、なんといっても「大統領の陰謀」だろう。

共和党の集めた選挙資金が、ウォータゲート・ビルに侵入した犯人に流れていた。それは、ほんの一部で、もっとスケールの大きなお金が、選挙を優位にするための買収、民主党に対する諜報活動や偽装工作に流れていた。

事件を追うのは2人の新人記者だ。そのひとり、ボブ・ウッドワードは、ロバート・レッドフォードが演じている。

メキシコから振り込まれた寄付金がウォータゲート・ビル侵入犯に流れていたことを確認する、レッドフォードの電話取材の場面は、何度見てもシビれてしまう。5分くらいのシーンで、カットなしの長まわしだぜ。そもそも、セリフを覚えていること自体、ぼくにとっては奇跡のようだ。

それと、この映画の、原稿を打つタイプライターや、サラサラとメモを取る音が、とても、ここちいい。

ボブ・ウッドワード(つまりロバート・レッドフォードね)は、聞き込みの取材の際に、縦にめくれるメモ帳を使用している。

探してみると、映画に出てくるような、長いサイズの縦めくりのメモ帳は、なかなか見つからない。

どなたか、おすすめの商品があったら、紹介してちょうだい。


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