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【遊び場】手作りおもちゃで遊ぼう!開地保育園子育て支援センター

去年(2023年)6月に移転・リニューアルオープンした
【開地保育園子育て支援センター】

ここでは、専属スタッフ(保育士など)の皆さんが手作りした、
子どもの発達に合わせた様々なおもちゃで遊ぶことができます。

また、センターの敷地内には、
人工芝で覆われているお庭や、季節の野菜を育てる家庭菜園も。

天気や季節に合わせて、様々な遊びや体験をすることができます。

今回は、そんな開地保育園子育て支援センターでできることをご紹介します。


子育て支援センターとは?

「子育て支援センター」と聞いて、
みなさんはどんなことが頭に思い浮かびますか?

たくさんのおもちゃで遊ぶことができる。
育児の相談や情報交換ができる。ママ友・パパ友ができる。

都留市の「つるし子育て応援サイト」によりますと、

地域子育て支援拠点事業とは、乳児又は幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所(子育て支援センター)を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行うことにより、子育ての不安等を緩和し、子どもの健やかな育ちを促進することを目的とする事業

出典:つるし子育て応援サイト

であり、都留市では、
都留市地域子育て支援センター
ひまわり幼稚園地域子育て支援センター「こどもの部屋」
開地保育園子育て支援センター
心のそだち being
の4か所で実施されています。

開地保育園子育て支援センターでできること

開地保育園子育て支援センターは、平成17年、保育園敷地内に開設され、去年6月、都留市法能にある一軒家に移転・リニューアルオープンしました。

コンセプトは、”暮らしの中で子どもを育てる”
遊ぶのはもちろんのこと、ごはん(お弁当)を食べたり、
横になって休む(寝る)といった日常生活もできる施設です。

お部屋で遊ぶ

ここでは、子どもの発達に合わせた様々なおもちゃで遊ぶことができます。

おもちゃは、手に取りやすく片付けやすいように配置されています。

ねんね期の赤ちゃん用には、畳スペース。
おもちゃは、寝転んだ状態で手を伸ばして触れるよう、低い位置に。

他には・・・

車のおもちゃや

おままごとスペースも!


また、先生たちが手作りしたおもちゃが多いのも魅力の1つ。
手作りならではの温かみが感じられます。
なんと!そのほとんどが、素人でも家庭で簡単に作ることができるんです。

材料は、本来ならゴミとして捨ててしまうものや
100円ショップで手に入るものがほとんど。

例えば、こちらのおもちゃは、
粉ミルクの空き缶と、カプセルトイ(いわゆる”ガチャガチャ”)の
カプセルで作られています。

カプセルの中には、カラフルなビーズ。

赤ちゃんの頃は、大人がシャカシャカと振って、音を楽しむラトルに。

ズリバイやハイハイができるようになったら、
転がしたカプセルを、追いかけて捕まえる。

お座りや、手先を器用に動かせるようになったら、
ふたを閉めて、穴に落とす「ポットン落とし」!

発達に合わせて遊び方を変えることができるんです。


おもちゃは定期的に洗浄・消毒が行われていて、
低月齢の赤ちゃんも誤飲しないような配慮もされています。

お庭で遊ぶ

お庭には人工芝が敷かれ、
ハイハイや歩き始めのお子さんも一緒に遊ぶことができます。

走り回ったり、芝滑りをしたり、ボールで遊んだり。
ブランコやすべり台の他にも・・・

穏やかなお天気の日には、スタッフの皆さんが
組み立て式のトランポリンを出してくださったり、
夏には、簡易テントの下でプール遊びをしたりすることもできます。

さらに、季節の野菜や果物を育てる家庭菜園や、
様々なお花を育てるプランターも並んでいます。

タイミング次第ですが、
植える、水やり、間引き、収穫、食べるといった
一連の体験をすることができます。

ごはん(お弁当)を食べる

施設内には、ランチスペースも設けられています。

自分で持ってきた離乳食やお弁当、おやつなどを食べることができます。
時間の指定はなく、大人も子どももそれぞれが自分の好きなタイミングで。

キッチンにある電子レンジは、誰でも使用可能です。

子ども用の椅子もたくさん用意されています。

寝る(休む)

お腹がふくれたら、一休みすることもできます。

こちらの和室は、ゆっくりしたい人向けのスペース。
ベビーベッドに加え、大人も横になれるベッドが!

大人向けには、ストレッチポールや
ちょっとしたトレーニンググッズも置かれています。

壁には、絵本がずらり。

子どもも大人も一緒にくつろげる空間です。

【NEW】利用者や地域の人たちのサークル活動

開地保育園子育て支援センターは、新たに
利用者や地域の人たちの”得意”や”好き”を持ち寄る場所、
サークル活動の場所にしたいと、模索を始めました。

その第一歩として、去年秋、利用者のママたちで作るサークル
「ベイビーカメカメ(通称ベビカメ)」が誕生。
12月には、初めてのイベント(クリスマス会)が開催されました。

イベントの内容は、全てママたちの声で決定!

「この前、ピザを焼いたの」
「いいな!やってみたい!」
「センターのお庭の窯で焼こうか!」

「アップルパイを作るのが得意だよ」
「私はチキンケーキが作れるよ!」

「クリスマスの歌を歌うね」

「みんなで景品を持ち寄ってビンゴ大会をしよう!」
「ハンドメイドが得意だから作ってきたよ」

ママたちの声を聞き、子育て支援センターのスタッフが場所を提供する。
手作りのクリスマス会は、子どもたちだけじゃなく、
ママたちの表情もとてもいきいきとしていました。

開地保育園園長の亀澤さんは、
「もっと色々な世代の人が子育てに参加してもいいと思う。
 ゆくゆくは、地域の人たちがふらっとお茶を飲みに着たり、
 サークル活動をしたりする場所、地域の憩いの場所にしていきたい」

と話していました。

利用者の声

日頃から開地保育園子育て支援センターを利用している人に
感想を伺いました。

・先生たちが子どもをよく見ていてくれる
・手作りおもちゃが魅力的
・先生から「1つのおもちゃの数をあえて少なくして、取り合い・譲り合いといった子ども同士の関わりの中で学んでほしい」と聞き、家では出来ない経験ができるのが良いと思う
・子どものレベルに合ったおもちゃがあって、0歳の弟も2歳の兄も一緒に楽しめる
・水遊びや畑仕事など色々な経験を子どもにさせてあげられる

スタッフの皆さんから利用を迷っている人へのメッセージ

「初めての場所に行くことは、とても勇気がいることですし、
 エネルギーを使う人も多いかと思います。
 
 大人も子どもも、それぞれの感覚や価値観を大切に、尊重し合って、
 共に豊かに過ごしながら子育てをして行ける場所でありたいです。
 
 もちろん、発育発達の相談や入園などの相談も
 お気軽にしていってくださいね。
  
 初めましての方も、お久しぶりですねの方も、
 皆さん、開地保育園子育て支援センターでお待ちしています!」

施設概要・予約方法など

開地保育園子育て支援センター
利用日時:平日(月曜~金曜) 午前9時~午後2時
住所:〒402-0025 都留市法能1126(旧デイサービスこいろ)
利用方法:要予約(当日予約可)
     電話または公式LINEより申し込み ※初回利用時は電話のみ受付
対象:未就園児とその保護者
  (幼稚園・保育園などに通っているきょうだい児の利用は要相談)
設備:昼食スペース、電子レンジ、オムツ交換台、子ども用トイレ有り
予約・問い合わせ先:090-3215-3647

取材日:2023年12月12日、20日
取材・撮影:ままフリーランス養成講座1期修了生

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