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転勤というシステム

皆さんは転勤というシステムを知っているだろうか
私はこの歳になるまで知らなかった
いや、知っていたけど全くの他人ごとだった
だって、両親親戚は公務員だったし、田舎に転勤を伴う仕事なんて存在しなかったので、友人の多くはずっと同じ地域に暮し、自分の意志で出ていったりしていた

内示→公示→引越し日の決定→住居先の決定→いまここ

そもそも転勤打診(内示)から社内公示まで3日しかなかった
その短期間で承諾するか、断るか
断る=退職 社員に考えさせないようにしてるとしか思えない
そもそも転勤を断るつもりなら、転職先を考えるなどその先のことを前もって準備しなくてはいけないのだ
そしてその家族もいつでも転勤できるように準備をしておかなければならない
私みたいに、「転勤になった時に考えよう~」では遅い 遅すぎる

2024年2月27日に転勤先の内示があってから、3月1日の公示まで3日間
私たちは揉めに揉めた
結論は、私は(すぐには)行けない

見知らぬ土地に行かされるという、私が最も嫌う不自由な状態が嫌すぎる
夫の転勤を決めた役員は見知らぬ他人だ
しかし、子供のいない私にとって一人都内に残るということは、独身時代に経験した孤独感との闘いが再びやってくるということ
不安。。不安だ

ともかく、転勤はすることになった
行先は高松
まずは引越し日と夫の居住先を決めなくては

この人手不足の時代に、そう簡単に引越し業者なんぞきまらんぞ
と思っていたら、企業には転勤のためのシステムがある
引越し業者も不動産業者も斡旋され、決定権はない
だいたいが、取引先である
そうやって持ちつ持たれつ支えあって生きているのがに日本企業なのだ

取引先の引越し業者で手配可能な引越し日を与えれる
社員とその家族に決定権はない

Xデーは3月27日搬出 29日荷受

ちなみに、私はオフィスの移転や改修の仕事を請け負った経験があるので
引越しは得意だ
こんなところで、社会人としての経験を活かすとは。。

つづく

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