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ハイフレックス研修備忘録 音の整理編

 体調が 激悪なので、寝転がってiPadで書いてます(花粉症です)。

 ムリして書かなければならないほどの内容ではないのですが、備忘のためにポイントを簡単にまとめておきます。

実現したい研修を確認すること

 インターネットには、「この方法で実現しました!!」という情報がたくさんあって非常に助かっています。ただ、その方法で実現される研修が、自分でやりたい研修と同じかどうか、確認する必要があります。

 例えば、前回の記事で紹介した北海道大学の先生の動画を例に確認します。

 この動画は非常にわかりやすく何度(少なくとも10回以上)確認しました。さすが先生です。説明に慣れている感じがします。実際に、この方法で授業を行っている・・・ということですから、これほど心強いことはないですね。

 ただ、1点、動画からは確認できないことがあります。

 それは、「教室で受講している生徒の質問などの音声をどうやって拾っているか?」ということです。説明の中には出てきませんよね?
(コメント欄の情報によると、(たぶん)教室の生徒の声は「ガンマイク」で拾っているようです)

 これは想像ですが、おそらく、先生の授業では、生徒とのコミュニケーションを、プリントスクリーンというサービスを使った文字による質問(チャット)などを中心に進めていて、受講者の声を教室やズームに伝える運用は、あまりしていないのではないかな・・・って気がします。

 以上、マイクについてまとめると、ピンマイク1(講師の声を会場に拡声する)、ピンマイク2(講師の声をZoomに入力する)、ガンマイク(会場受講者の声をZoomに伝える)という3つのマイクを駆使しておられるようです(たぶん)。

 さらに、先生の講義では「司会」はいないようです(学校の授業ですから当然です)。しかし、私の担当する研修では、司会がいて、エライさんの挨拶があったりします。工夫が必要です。

 私が実現したいハイフレックス研修

 ここで、私が実現したいハイフレックス研修を、音(講師や受講生の声)を中心に説明しましょう。

 すごく単純です。発言する人には少なくとも4種類あります。講師(講義等)、司会・挨拶、会場受講者(質問等)、zoom受講者(質問等)です。この4種類の音声を、「会場」「zoom」の2箇所に届けられれば良いのです。単純ですね。

入力音声を中心とした整理

 とても単純なんですが、せっかく(?)iPadで書いているので、カンタンな図にまとめました。図では、さらに単純にするため3種類の音声で整理しています。基本、「講師」と「司会・挨拶」は同じと考えて良いと思います。

 伝わりますか?この図。ポイントは「zoomの音声」です。 zoom
音声は、会場のスピーカーから流しますが、zoomホストのパソコンの音声入力には必要のない音です。マイナスワンとか、ミックスマイナス・・・っていう場合のマイナスの部分がコレです。

 ここを上手く処理することがポイントです’(・・・って、福山楽器センターの人も言ってました)

 ただし、会場とzoomの音声を上手く オン・オフすることで、運用できる可能性はあります。この点は、やってみないとわからないですね。

まとめ

 以上、音声のまとめでした。

 上記のように、音声処理のポイントは「zoomの音声」です。一方、研修の目的を考えると、会場にもzoomにも確実に届けなければならないのは、なによりも「講師の音声」です。

 このことから、講師の音声だけを確実に届けられるようにシンプルなシステムを構成するのが現実的で確実かもしれません。

 ただ、もし、「良い感じに音声をミックスする機器」が用意できて、しかもカンタンに使えるなら、できる研修の幅が広がりますよね。

 ということで、次回は、実際の機器とセッティングについて書き留める予定です。
(その前に、早く花粉の季節が過ぎてほしいです)

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