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さあ、大人の夢を叶えにいこう

昔から「夢」という言葉が嫌いだった。
夢と表現すれば何もかもが正当化されるような世界が嫌い。何よりお前の夢はなんだと言わんばかりに夢について聞いてくる大人が心底気持ち悪かった。
まるで夢持っていない人は生きる意味がないと言ってるいるように感じた。

だから、夢なんていらないと思ってきたし聞かれても特に無いと答えてきた。

でも、就職活動をするときに軸にしたのが恥ずかしながら小学校の卒業文集に書かれていた自分の夢だった。(恥ずかしながらと表現してしまったが何も恥ずかしいことではない)

なんで、小学校の卒業文集なんかを思い出して軸にしたのかは自分でもよくわからない。
ただ、夢をしきりに問うてくる大人たちが誰も夢を叶えていないのに腹が立っていたのかもしれない。
案外、自分も夢を気にして生きてきたのかもしれない。

そんなこんなで今は夢に書かれている職業に就いているのだが、、、なにかが違う。
今の仕事を嫌っているわけでも無ければ職場に大きなストレスを抱いているわけでも無い。もちろん、自分の価値観とのズレで嫌な仕事やストレスが溜まる人間関係はある。でも、悩むほどでは無い。だが、何かが違うことにモヤモヤしている。

そんなことを思いながら気づいたら1年が経過していた。この1年間はモヤモヤしながらも全力で仕事に向き合い、気づいたら1人で企画を任されたり周りに指示を出すようにもなっていた。我ながら自分を褒めたい。まあ、そんなことは置いといて重要なのはモヤモヤの正体だ。この1年間に何度もモヤモヤと向き合って少しあることに気づいた。

もしや、今の夢は違うのではないか、、、

今の職業は小学校の時の夢を叶えたくて就いていたが本当に今やりたいことなのだろうか。小学校なんてもう10年以上前の話である。今の自分が本当にやりたいことはなんなのだろうか。

なんかモヤモヤが少し晴れた気がした。

さあ、大人の夢を叶えにいこう。

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