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アポロさんの掌編『指女』を読んで

ショートショートでしたので、
あらすじなど、ネタバレになりやすいので、
控えつつ、書きます。

アポロさんの小説『指女』を読んで。

おそらくは男性と女性の会話のお話と
思うのだけど、
私は自分の母との普段のやり取りが
ぱっと思い浮かびました。

読ませていただいて、
私の書きたいこと一つ。

男は自覚の無い会話の ”火種” を持っていて、
相手(女)に話しかけると、
女は女で、気づかない内に火種を
受け取っていて、
会話の成り行き次第では、
どんどん燃え上がってしまうかも知れない。
という話。

それで、例えば喧嘩になったとして、
あるいは喧嘩になりそうだとして、
男は相手に腹を立てるだろうか。
女は相手を責めるだろうか。

とても考えさせられる小説でした。

争いって、小さな、些細な
コミュニケーションの行き違いから
生まれ得る、
そんな感想を持ちつつ、
今後の人付き合いの仕方、
今一度見直してみるかなぁ。^^;

すてきな小説、
読ませていただいてありがとうございます、
アポロさん。

つる かく🌼

アポロさん note


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