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『四季のための』四首

【春】
春駆けてをちこちに知る芽吹くもの野にも出づればほら沢山の
【夏】
梅雨入りてはげしく降る夜わが家にて見つめゐるのは母のふみなり
【秋】
働けど落ち葉は落つる安んじてその道を踏む去らば我かも
【冬】
げに見ゆる寒椿とは計らずも虫の喰ひつつ美とは堕ちゆく

☆彡

こんばんは。つる です。
お世話になっております。

ふと近代短歌の歌人、
伊藤左千夫の歌を読みたくなりまして、
四季の歌を読んでいます内に
私も詠みたくなりました次第です。

興が向きました。
今夜は雨が激しいです。

つる かく

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