鮭釣りとビジネス

僕は釣りが好きで、特に北海道ならではの鮭のルアーフィッシングが好きなのですが、いつもビジネスと共通する部分があるなぁと思っています。

ビジネスというか人生の考え方というか。

北海道の鮭ルアーフィッシングは、主に鮭の遡上する川の河口付近で海に向かってルアーを投げます。（河川ごとに時期や場所など細かい規制があるので要注意！）ウェーダーを履いて腰まで水に浸かりながら、ひたすら投げてゆっくり巻いてを繰り返します。

人気の釣りだし、昨今のブームも相まって人気ポイントは人でごった返します。
並んでやるので隣の人とは肩がぶつかりそうなくらいの時も。
大体朝日が昇る頃と夜日が沈む頃が釣れるとされていて、その時が一番混みあいます。

僕は釣りしていること自体が好きなので、日が昇る頃からずーっとやり続けるんですが、大体午前8時9時くらいになるとぼちぼち皆さん帰り始めます。釣れる確率が下がるとされているからです。そしてお昼12時くらいになると朝方あんなに混んでいた河口はガラガラになります。

たまにラッシュになったりもしますが、50-100人並んで何時間もやって、全体で1、2本なんて日もザラにあります。
そんな日は「今日はだめだなー」なんて言って早めに諦めて帰っていく人がたくさんです。

僕はこれをいつもビジネスみたいだなと思っていて、鮭＝チャンスだと。

チャンスは見えないけど目の前を泳いでいるはず。
諦めてルアーを投げるのをやめてしまったら手に入れることはできない。
心折れずに腕がパンパンになっても投げ続けた人だけが手に入れることができる。

投げなきゃ釣れない。やらなきゃ勝てない。シンプル。

僕の場合はここに異常に釣りが好きだというのが加わるので、何時間やっていても楽しいわけです。
仕事もめちゃくちゃ好きなら、もしくは本気で成果を出したいなら何回でもトライすることができますよね。

どんな世界でも当たり前ですが結果を出せるのはやった人です。

最後まで諦めなかった人です。

ルアーを投げ続けた人です。

月並みですが、やっぱり諦めないことは勝つことの条件ですね。

※その割には全然鮭釣れてないので今年も秋から頑張ります…。