法学部の勉強のメリット

法学部の勉強を始める前に

みなさんこんにちは。ナニガシです。

今回は、勉強方法に入る前段階として法学部の勉強のメリットをお伝えします!
何事も結果としていいことが待っていないと頑張れないですから、この記事を見てやる気をUPしてもらえたらと思います!

メリット①:読解力が身につく!

法学部の勉強に、みなさんはどんなイメージをお持ちですか?

分厚い六法に、難しい参考書・・・とても堅いイメージかもしれません。

イメージの当否はさておき、六法や参考書をはじめ、法学部では非常に多くの文献を読み込むことになります。
これは立教に限った話ではなく、例えば法律を使って事案の解決を図る裁判においても、その大部分が書面でやり取りされるのです。法学という学問自体、言葉や文章と切り離せないものだといえます。
(ちなみに、最高裁の判決を「判例」といい、学習していく中で必ず触れることになります。)

こうした多くの文章に触れる中で、みなさんの読解力は飛躍的に高まります。特にこれまで触れることのなかった硬い文章も、今後社会に出ていく中で、例えば市役所での手続等で目にする機会が多くなっていくものです。

このスキルは学部の試験や法律を仕事にする人のみならず、誰でも一生使えるものになります。

メリット②:表現力が身につく!

法学部の勉強を通じて、表現力も大きく向上します。
表現力、というと少しアバウトなので、(1)書く力と(2)話す力に分けて説明します。

まず(1)書く力について、先にも述べた通り法律の世界は文章の世界です。裁判所の具体例はやや身近に感じづらかったかもしれませんが、例えば我々学生が学期末・学年末に苦しむテストは論述形式ですし、レポートも体裁を整えた論理的な文章によることが求められます。

メリット①で、たくさんの文章に触れる旨を述べました。法学部では、そうした多くのお手本をもとに、法的三段論法という作法にのっとって論理的な文章を書きます。(これについては後日詳細な記事をアップします)

続いて(2)話す力について、これは通常の講義ではあまり養われない部分かもしれません。しかし、立教大学法学部では演習科目、いわゆるゼミが多く開講されています。多くのゼミは他の学生や先生方とのディスカッションを通じて法律や社会に対する知識、理解を深めていくため、自然と話す力が身に付きます

ゼミの内容によっては、さらにここからプレゼン能力や資料作成能力、情報収取能力といった社会人として求められる多くの力を総合的に養うことができます。就活だけでは終わらない、「仕事ができる人」になれる学びも立教大学法学部にはあふれています。

メリット③:思考力が身につく!

最後に思考力についてお話しします。

大学の勉強には高校までと違って明確な解がないことは、既にお話しした通りです。
実は私は、これが勉強嫌いになってしまう原因の一つだとも考えています。もっともそれは追ってアップするとして、ここではそうした問題をじっくり考えることの効用を書いておきます。

例えば裁判になるような事件について考えてみましょう。

この点、シンプルに考えて、簡単にどっちが良い・悪いと決められるのなら裁判所はそもそもいらないのです。世の中の争いの多くは両者の言い分に一応納得できる部分があるからこそ、それが対立して話がややこしくなる(=裁判になる)のだといえるでしょう。

法学部の勉強はこうした裁判になるような事例を扱うわけですから、我々素人がスッパリと白黒つけられるほど単純でないことは容易に想像できると思います。

学生はこうした難問に対して、友達や先生方とあーでもないこーでもないと頭を捻るのです。当たり前ですが思考力は考えないと伸びません。しかし、じっくり考える作業は結構疲れるもので、普通に生活していてもなかなかそのトレーニングの機会はないものです。

法学部では、こうした考えるトレーニングの場に半ば強制的に身を置くことによって、考える力を身につけます。
ややしんどい作業ですが、頑張って継続してみてください。継続は力なり、です。

(高校時代はアホキャラだった私ですが、こうした勉強を続けて数年ぶりの同窓会で「なんか賢くなった?」と全員に驚かれましたw)

さあ、勉強の始まりだ!

ここまでお読みいただきありがとうございます!

法学部の勉強には、単に単位を取って卒業するだけではない魅力があるのが少しでも伝わったでしょうか。
こうしたメリットは、なかなかすぐには表れてこないものです。むしろこれからアップしていくしんどい面が先に訪れることのほうが多いでしょう。

しかし、そうした壁は必ず乗り越えられます。この記事が、みなさんが挫折せずに勉強の楽しさへたどり着くための道標となれば幸いです。



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