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結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義

このページには、先日公開された結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⓪~⑫までの原稿を纏めてある。
本編での間違いが修正されてたり、本来画像が使われるシーンでそこの記載が抜けてたりするが、実際の読む分には殆ど問題無いだろうから今の状態のまま掲載する。修正も面倒だし。尚、小見出しの横にある秒数はあくまで原稿執筆時の目安の数字であるため、本来の秒数ではない。


結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⓪

「この講座は、私結月ゆかりがVOCALOID楽曲を作る、または作りたいと思っている皆様に私なりの作曲法を伝授するというものです」
「初心者の方にもわかりやすいよう、調べやすい語句を用いたりしていますが、主に中級者向けの内容となっております」
「また、質問などあればどうぞお気軽に」
「何でも訊ねてもらって大丈夫です」
「それでは本講義の詳細について」
「なるべく段階的に解説して行きたかったのもあり、順番がかなり明確に分かれています」
「今回はメロディが先、歌詞が後といった構成です」
「こうなることでやりにくく感じる方もいらっしゃると思いますが、それならば好きな順番で作曲して頂いて構いません」
「また結月ゆかりの調声について」
「ほとんどの場合ベタ打ちとなっております」
「何卒ご了承ください」
「さてここからは今講義に於ける作曲の心得を三つ」
「一つ、最後まで曲を作り通すこと」
「二つ、間違いに用心すること」
「三つ、教えをしっかり受け止めること」
「これさえ守っていれば、基本どんなことをしても音楽は成立すると思います」
「それでは結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義をお楽しみください」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義①

01 手順説明……10秒

「この講座は私結月ゆかりが楽曲制作に纏わるイロハを教えていくものです」
「と言っても、うp主は売れずのボカロPですのでこれを念頭に」
「また、この講義は12回に分けて行ないます」
☆メロディや細かいコードテクニックなど、13回目以降も予定あり
「質問などあればどうぞお気軽に」
「それでは本編参りましょう!」

02 使用環境……10秒

「まずは使用環境」
「Windows11、PCはLenovoのおっきいノーパソです」
「DAWソフトは主にStudio One」
☆MIDIキーボードはLPK25
「VOCALOIDはミク・リンレン・ゆかりちゃん」
「因みに動画はYMM4です」

03 モチーフ……10秒

☆この時楽器はJazz guitarがオススメ!
「モチーフとは、主となるメロディのことです」
「どの音を組み合わせて貰っても大丈夫です」
「お詳しい方は半音階など避けてしまうでしょうが」
「本当に好きな組み合わせで大丈夫です」
「今回はこんな感じに致します」
★再生

04 前奏メロ……15秒

「ここからモチーフをそれぞれアレンジしていきます」
「前奏は取っ掛かりが大事です」
「結構シンプルでいいかもしれません」
★再生
☆1音目Gは2小節目ではカット→繋がりを滑らかに
「こんな感じですね」

05 Aメロ………10秒

「続きましてはAメロです」
「歌うメロディとは別モノとして扱います」
「明るい感じが良いですね」
「捻らず行きましょう」
★再生
「行進曲風にステップを踏むとそれっぽくなりますね」

06 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「と、今回はここまでです」
「次回はBメロから」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義②

07 Bメロ………10秒

☆今講義についての解説テロップ
「さて、続いてはBメロです」
「ちょこっと暗めにね」
「曲の展開は後です後」
★再生

08 サビ前メロ…05秒

「ここは前奏のメロディを改造してみましょう」
★再生

09 サビメロ……10秒

「大胆に行きましょう!」
「独りよがりでも結構」
「自信を持ってください」
「作りにくかったらコードを決めてからにしましょう」
★再生
☆どの小説もモチーフの基音(G)に戻ることを意識しました

10 間奏メロ……10秒

「サビメロと前奏をドッキングです」
★再生
☆ちょっぴり複雑なくらいが良いです!

11 メロ視聴……10秒

「メロディ作りは終了です」
「エンディング(アウトロ)は他の流用で何とかなるでしょう」
「それでは全て通して聴いてみましょう」
★再生

12 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、間奏を背景にお別れです」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義③

13 楽器決め……05秒

☆今講義についての解説テロップ
「今回は楽器を決めていきましょう」
「ベース・ドラム、そしてお好みの主旋律楽器を」

14 ドラム決め…10秒

「ドラムじゃなくても大丈夫です」
☆ハンマーをドラム扱いした曲もある(マーラー『交響曲第六番』)
「低音域でドンドンと」
「コツは"好きな音"ではなく"合う音"で判断することです」
「固執すること勿れ」
★再生

15 ベース決め…10秒

「続きましてベースです」
「和声音楽には欠かせませんね」
「揺らがず音が鳴るように」
☆ADVICE:Tunerエフェクトを使おう!
★再生

16 主楽器決め…15秒

「簡単に言えば目立つ楽器」
「ピアノ・シンセ・ギター・クラリネット・篳篥など」
「サブやサブサブにも回れます」
「メロディを弾いてイメージしてみましょう」
「今回はシンセサイザーにします」
★再生

17 サブ楽器……05秒

「先程の要領でサブ楽器を決めます」
「ギターにしましょうか」
★再生
☆LABSのプリセットを使用しました(無料です!)

18 音声加工……10秒

☆加工状況早送り
「EQ・アンプなどを使って音作りです」
「ディレイ・フィルター・トレモロはまだ掛けなくて大丈夫」
「楽器にリズムがつくとやりにくいのでね」
☆つけても良いけど、あまり目立ちすぎないように!
「この段階でしっかり耳に音を覚えさせましょう」
☆楽器と仲良くなりましょう!

19 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、次回はVOCALOIDの決め方です」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義④

20 VOCALOID…10秒

☆今講義についての解説テロップ
「今回はVOCALOIDの決め方から」
「メインとして結月ゆかり純」
「サブとして初音ミクDarkを用います」
★再生

21 NEUTRINO…10秒

「NEUTRINO(ニュートリノ)とは、ニューラルネットワークを活用した無料の音声合成(ボーカルシンセサイザー)ソフトである。(Wikipediaより引用)」
「要するに無料のVOCALOIDです」
「今回は東北ずん子ちゃんに歌ってもらいます」
★再生

22 NEUTRINOの使い方…10秒

「オンライン版を使うのが一般的です」
「大体は公式サイトに書いてあります」
「ここには記載されていませんが、MusicXML(ファイル拡張子)を作成できるソフトをお一つご紹介」
「MuseScoreです」
★再生

23 MuseScoreの使い方…15秒

「基本的には五線譜上に音符・休符を敷いて歌詞を書くだけです」
「ビブラートやタイ・スラーなどの調整はできないので、後からピッチ変更ソフトを使うのが良いと思います(私はやりませんけど)」
「また、テンポとブレスを付け忘れないようにしましょう」
☆今回はBPM=109.8にしてしまってテンポがズレてしまいました……(後日談)
「四分音符のが一般的なBPMですね」
★モチーフ再生

24 MusicXMLの作り方…05秒

「エクスポートよりMusicXML→非圧縮を選び、半角英数字で名前を付けてエクスポート」
☆半角英数字(これじゃないとだめらしい)

25 NEUTRINOの再生…05秒

「ここから色々して再生です」
☆nsf・synはともにwaveファイル
☆nsf版は音声可動域が広い、対してsyn版は可動域が小さい。合成方法によるものらしけど、うp主はよくわかりません……。どうやらnsf版は新しい合成方法で作られたものであるらしく、対してsyn版は従来の電話機器などで用いられるボコーダ法というものであり、いわゆる不気味の谷現象が発生しやすい音域らしいです。間違ってたらすみません……。
★syn版再生
☆うp主はsyn版の方が好きなのでこっちを使います。

26 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、次回はコード進行です」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑤

27 前奏コード進行…10秒

☆今講義についての解説テロップ
「メロディと比べると少し難しいですが」
「メロディを基にして作るので手順良くやれば大丈夫です」
「ルート音をベース」 「コードをサブ楽器で鳴らします」
☆それぞれの小節の頭の音を含むコードに!
★再生
☆F5-G-E7-Dm

28 前奏ドラム進行…10秒

「これができたらドラムも当てはめちゃいましょう」
「前奏なので、MARCH風の捻りの無いものが良いですね」
「そして拘るべきはこの音です」
「なんか、嚠喨な、鐘っぽいやつ」
☆色の違うところです
★再生

29 Aメロコード・ドラム進行…10秒

「お次はAメロです」
「歌を強調させたいので、あまり目立ち過ぎないように」
「コードのいずれかの音のみを下降させるのはクリシェという技法です(今回はルート音)」
★再生
☆G-Bm/F♯-A♯/A-Em(G/B)

30 Bメロコード・ドラム進行…10秒

「Bメロは複雑怪奇な感じにしたいです」
「なのでジャズなどで使われるアドコードを使ってみます」
☆アドコードを使う場合、メロディの音がアルファベットのコードの中に入るように
★再生
☆Gadd9-Fadd9-Dm7add11-Gadd11/D(Gadd♯11/D)

31 サビ前コード・ドラム進行…15秒

「サビ前ですが、コードを入れちゃうとどうしても平凡になってしまうので」
☆恐らくGコードが入るのが原因。前奏からのMARCH風のメロディを一旦区切りたかった
「敢えてサブ楽器でメロディを弾かせることにし、二つの方法で神錆びた感じを出しました」
☆メイン楽器→間引き
☆サブ楽器→フェードアウト
★再生

32 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、次回はサビのコードから」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑥

33 サビコード・ドラム進行…20秒

☆今講義についての解説テロップ
「今回はサビのコードから」
「無論曲一番の見せ場、花道というやつです」
「精一杯盛り上げましょう!」
「(因みにですが、今言った通り、盛り上げればもう何やってもOKです)」
「(私は演奏中に三連符でコードのルート音を移動させるという禁忌に走ってしまいました)」
☆どうせサビなんて歌声に潰されます
☆気持ち悪いところなんて無くなりますよ
★再生
☆GM7--D--FM7--Em/A-Em

34 間奏コード・ドラム進行…15秒

「サビ前と同じく、コードよりはメロディ優先で」
「紹介はしていませんが、新たに追加したリバース風ピアノでメロディを」
☆実はここに来て初めてモチーフの調がわかるような作りになってたり
★再生

35 Aメロ当てはめ…10秒

「さてここからはメロディ当てはめの作業です」
「日本語だと大体七五調ってやつですね」
「外国語はわかりません」 「そもそも韻ってものはあるのか」
☆Rhymeという文化があるらしいです。語尾の音素記号の関わりで
☆五・四 五・七の二パターンができました

36 Bメロ当てはめ…10秒

「Bメロは複雑怪奇」 「不協和音とかどんどん使っちゃいましょう」
「鍵盤上は変でも、ゆかりちゃんなら上手く歌ってくれます」
「余談ですが、VOCALOIDは自分が好きなの選んだ方がいいですよ」
「やはり愛が大事です」
☆六・五の一パターンができました
「うーん……説明が難しいですね」
「歌詞は非常に変わりやすいです」
「あまり当てにしなくても良い気がします」

37 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、次回もメロディの続きです」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑦

38 サビメロ当てはめ…10秒

☆今講義についての解説テロップ
「こんにちは結月ゆかりです」
「今回はサビの歌メロから」
「1番2番で分けてみようと思います」
「1番は流れる感じ」 「2番は途切れ途切れな感じ」
☆1…計十三 計十一の二パターン
☆2…三・三・四の一パターンができました

39 1番2番の差別化…10秒

「リスナーを飽きさせない工夫です」
「サビ前とサビをちょっとアレンジ」
「あとスケールを明確にしたいので琵音(アルペジオ)を鳴らします」
「筝を使います」 「平沢進氏の楽曲ではよく見られますね」
☆ロタティオン(LOTAS-2)や夢みる機械など
「この曲はGリディアンです」
☆G-A-B-C♯-D-E-F♯
「けれど少しFとF♯の揺らぎがあります」
「スケールを不明瞭にするためです」
☆1番はF、間奏以降はF♯となっています
「うp主は好きな音じゃんじゃん鳴らすんでスケールの縛りは緩いです」

40 ギターソロフレーズ作り…10秒

「皆さんお待ちかねギターソロです」
「せっかくだし生ギターで弾きます」
「うp主は作曲・ギター九割独学なので下手です」
「あとギター上でフレーズ作るとこんがらがっちゃうのでまずDAWで作ります」
「弾くフレーズはこちら」

41 ギターソロ…20秒

「それでは弾きます」
☆ギターはLST-Zというものです
「うp主はワクチン三回目の所為で左脇が痛いです」
「あと録音環境(スマホ)もあって音質ズタボロです」
「何卒ご容赦を」
★再生

42 ギターソロ改造…05秒

「ディレイやアンプをかけます」
「歪めば音割れ許容です」

43 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、次回は歌詞作りの準備」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑧

44 歌詞作りの心得…10秒

☆今講義についての解説テロップ
「こんにちは結月ゆかりです」
「今回から歌詞の作り方を教えます」
「響き・迫力、そして個性」 「これは特に気を付けましょう」
☆筒井康隆の『創作の極意と掟』〈講談社〉。私が読んだ唯一の文章理論書(まあこれはエッセイですが)。小説に限らず全ての創作に応用できることばかりです。おすすめです。
「まず書き出しの一フレーズは…」
「と行きたいところですが、その前にこの曲の世界観について決めましょう」

45 世界観の設定…20秒

「世界観の前にまず世界です」
「"作風"ではないので、何を選んでも大丈夫です」
「私は今回このような世界にしてみました」
「舞台は現代」 「何てことない熱病に倒れ自分を過剰悲観する女の子の話です」
「思いの発端→渦→解決→渦→輪廻への気づき→ニルヴァーナ」
☆これを曲の構成(Aメロ→Bメロ)と合わせて考えます
「性別はボーカルの性別」 「年齢は十代かね」
☆ボカロ曲って大体こうです
「謂わばメンヘラですよ」
「私もそういう人間なので」
「あー恥ずかしい」

46 作風…………15秒

「さてこれをどう表現するかです」
「先ほども申し上げました"個性"が重要」
「あなたが好きなもの」 「嫌いなもの」
「生活や愛読書を意識して下さい」
「無意識的に、あなたはそれに影響を受けています」
「そしてそれがあなたの作風となるのです」
☆なるべく作風が確立している人を意識して下さい。あなたが腑に落ちる形で理解できたものは無意識的に、あなたが意識的に気付いたものは得てしてあなたの一部となります

47 文体・口調…10秒

「文体!」
「結構重要です」
「特に小説風の作風の方には」
「歌だから口調でもありますね」
「今回は婉やかな静寂を秘めさせたいと思います」
「いわゆる女性口調?」
「こんなんで良いんです」 「難しいのはいりません」

48 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、今回はここまでです」
「次回は楽しい歌詞作り」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑨

49 歌詞作り1番…15秒

☆今講義についての解説テロップ
「それでは前回に引き続き歌詞作りを」
「まず1番」
「思いの発端→渦→解決まで」
「ポイントは捻くれず、正直な言葉で、正直な気持ちを伝えることです」
「改変は後でやります」
「時間的に細かく解説できないので、説明文(概要欄)に記載しています歌詞とその解説をお読みください」
☆完成品
「季語を混ぜてみました」
「上り簗」 「お魚捕る竹です」
「重複表現は控えた方が良いです」
「言い換えれるだけやりましょう」

50 歌詞作り2番…10秒

「続いて2番です」
「歌詞一つ一つの解説ができないのが残念です」
「歌詞は元より一度で解説するものではないのでね」
「説明文(概要欄)で詳しく解説しています」
「2番は渦→輪廻への気づき→ニルヴァーナ」
☆完成品

51 歌詞作りラスサビ…05秒

「尺が短いよ尺が」
「一時停止推奨でございます」

52 語らい………15秒

「せっかくなので間にゆかりちゃんの語らいを入れてみます」
「私の場合、曲というより演劇を作る方向で作曲しているので、VOICEROIDは重宝しています」
「あんまり一方的に言わない方が良いです」
「誘惑、色気、危うい口調で落としちゃえ」
☆曲の歌詞の流れとは関係なく、もっと三次元よりの語りにしてみます
「最後は常套句で」
☆"無秩序なものを書く"のではなく、例えば"夢の再現"という目的でそういった文章は書きましょう。実は軸がある、土台があるということはとても重要なことなのです。
「あと、"なつ"というのは私が作った言葉でして、"なるかならないか"という意味です」
「一々こんなの歌ってらんないのです」

53 調整…………05秒

「時間が無いよ」
「歌詞を調整します」 「もう極限まで」
☆自愛・自虐・自己否定・自己否定の合わせ鏡

54 打ち込み……05秒

「トラックをMIDIファイル化してpiapro studioで読み込みます」
「歌詞を入力しましょう」
☆トラックを選択して右クリック→選択をエクスポート→ファイルの種類でMIDIを選んで、場所を指定しエクスポート!
☆piapro studioで読み込みを選択→MIDI形式を指定→先ほどのMIDIファイルを開くと、リージョンに書き込まれた状態で新たなVOCALOIDトラックに置かれます。
★再生

55 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、今回はここまで」
「次回はコーラスからですね」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

歌詞

1 Aメロ

風(風邪)で帰路は塞がれ、赤子が降りない、もしくは落とされる深海の孤島(ユング心理学的、沈んだ顕在意識(=捨てられた思考))へ往く"僕"(あれはシュバシコウらしいけど)

1 Bメロ

捨てられた思考の残滓、渦の体現

1 サビ

風邪で夢うつつになっている間に現実と捨てられた思考(=夢)との区別が付かなくなり、枝のように黒く渇いた自分の腕を傷つける(=割く、また血色=花)。紙は病の比喩。煤を踠くように残す弾丸は"僕"。悪意?は無いので「灼」表記です。

2 Aメロ

半世紀前のお役御免(なさい)のアイテムを以て、キミの輝かしい威光を散らしてしまう、"加害者"の位置に立った自分という意味と、 抑未成年なのにタバコを吸うという非行行為。他にも依存性やら癌やら語れる点は多々御座いますが、大きく言うとこの二つです。 そして先ほどの下枝が再登場。タバコで熱せられた自分の熱帯びた指。これを焼け焦げた露と表現しています。

2 Bメロ

すみません。うp主は関西弁弱者なのでこれであってるのかわかりません。取り敢えず頭ん中に流れてきた言葉で組み立てました。「あのことさえ忘れていれば、気楽に生きれただろうに」という意味(な筈)です。

2 サビ

もはや「Deep Island」は捨てられた思考の合言葉になってます。そして帳を吹くのは風であるため、風=Deep Islandという認識が確立していきます。そしてこれをも闇に葬り去る、また捨てるのです。

ラスサビ

ニルヴァーナは涅槃、即ち輪廻からの完全な開放なのですが、ここの歌詞は「僕は目を閉じた」と同じく、持続していない、その時が初めての状態を指す文体で書かれています。「僕は目を閉じた」は正に輪廻の始まりである為、これが何層にも連なっているということを表します。そして硝煙は撃たれた弾丸が纏う煙。トワイライト、空を任しては私の別楽曲「特別な日」と関連付けたかったため入れました。

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑩

56 コーラス……10秒

☆今講義についての解説テロップ
「こんにちは結月ゆかりです」
「今回はコーラスから解説していきます」
☆諸外国では"バックコーラス"ではなく"バッキングコーラス"が一般的なようです
「一般的には3・5度」 「不思議な空気にしたいときは4・6度ですね」
「ミクちゃんは3度上」 「ずん子ちゃんは3度下」

57 VOICEROID…10秒

「ポエトリーリーディング」
「曲中で詩が詠まれることです」
「A.I.VOICEのゆかりちゃんを使います」
「ちょっとギリギリになっちゃいました」
「けど色々工夫すれば改善できます」
☆間を詰めてみました

58 調声…………05秒

「ゆかりちゃん(ボカロ)とミクちゃんを調声します」
「これは大体空気感で」 「VOICEROIDも然りです」
☆初音ミクや鏡音リンレンのv4xにはマニュアルが付属しています。しっかりと読み込みましょう

59 歌声加工……05秒

「EQ、リバーブなどを用いて歌声を調整」
☆Studio Oneからpiapro studioのロゴが写る画面を開いて、右矢印マークからCH2にチェックを入れる
☆piapro studio画面からコーラスなどのチャンネルに該当の数字を当てはめることでVOCALOIDそれぞれの歌声を編集できます
「相対の聴きやすさは次のMIXで行ないますので、聴きやすい声を目指して」
☆歌っている音域が良く聴こえるように!

60 MIX…………10秒

「楽器の音のバランスを整えましょう」
「ボリュームを下げたり、他の楽器の音を一時的に弱めたり」
☆半角[A]でオートメーションを表示し、表示から追加/削除…を選ぶ→編集したい箇所を選び、それを小節の並びに倣って打ち込んでいく

61 遊び…………15秒

「ここからは遊びです」
「見切りをつけて終わるだけ」
「私は今回FとF♯を実験的に混ぜてみたのですが」
「その時だけ鳴る音があると面白そうなので、そうしてみます」
「各楽器のFが鳴るタイミングで、対応する楽器がF(の少し揺らいだ音)を出します」
☆揺らいだ音とは、ピッチを微妙に変更するなど、本来の周波数と距離がある音のことです
「トライトーンは面白いですね」
「他にも色々」
「例えばA.I.VOICEのゆかりちゃんの声を左右で分けて」
「さらにタイミングもズラして」
「かけるエフェクトも変えたりすることで面白い音ができます」
「サイバーな音ができました」
「ここは是非完成品を聴いてお楽しみください」

62 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、今回はここまで」
「次回はちょっとやりたいことを」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑪

63 やりたいこと…20秒

☆今講義についての解説テロップ
「今回はやりたいことをやります」
「それは、別楽曲をアレンジしたものを曲の最後にちょっとだけ鳴らすというものです」
「曲は特別な日」
「これをオーケストラ風にアレンジします」
「ツールはやはりLABSがおすすめです」
「過程は省略」

64 環境音楽……10秒

「この前熱いヤカンに水と氷を入れたんです」
「そしたら氷が音を立てながら融けて」
「面白かったので、録音してみました」
「使ってみます」
「同じく過程は省略」

65 テクニック……05秒

「200Hzあたりを縮めると、ラジオから聴こえるような音域に変わります」
「お試しあれ」

66 タイトル……10秒

「今さらですが、タイトルを決めましょう」
「Deep Islandがいいかな」
「いやでも、ちょっと捻りたい」
「そうだ! 沈没船(sinkwreck)と掛けてIsland wreckにしましょう!」

67 最終チェック…10秒

「最後に確認しておきましょう」
「歌詞に間違いはありませんか?」
「VOCALOIDは間違えず歌っていますか?」
「ミュートにするべきトラックをオンにしていませんか?」
「あなたはこの曲を認められますか?」
「全て確認をした上で、次です」

68 エクスポート…10秒

「もう遣り残すことが無い、と」
「これが俺の遺書だぜ、と」
「言い切れるようなら、エクスポートしましょう」
「mp3形式と、容量に余裕があればwav形式も」
「インスト音源も録りましょうね」
「将来役に立つ日が来るかもよ」

69 次回予告……05秒

☆一時停止
☆放射ブラー(エフェクト)
☆彩度落とし
「さて、今回はここまで」
「次回はいよいよ投稿です!」
「ご視聴誠にありがとう御座いました」
「また会いましょう!」

結月ゆかりのVOCALOID楽曲制作講義⑫

70 サムネイル…10秒

☆今講義についての解説テロップ
「今回は投稿篇です」
「まずはサムネイルについて決めましょう」
「私は静止画一本のボカロPなのでこれで終わりです」
「ですが今回は講座ということでアニメーションも作ります」
「サムネはこれ」

71 動画(静止画)…10秒

「絵と音楽を貼り付けます」
「Windowsのフォトアプリではやらない方が良いと思います」
「音質がね」
「YMM4とかが良いと思います」
「大抵のファイル形式はアップできますが、無難にmp4にしておきましょう」

72 動画(映像)…10秒

「ゆかりちゃんの語らいシーンで流します」
「18秒のと15秒」
「絵コンテを描いて1秒8枚のペースで書きます」
☆24フレームの3枚を1組として作画することをリミテッドアニメーション、1フレーム1作画をフルアニメーションと言います
「YMM4のエフェクトも使いました」
「完成品は是非楽曲を」
☆エクスポートできたらチェックをしておきましょう!

73 投稿(YouTube)…05秒

「完成したらYouTubeに投稿です」
「ここはあんまり語ることないですね」
「基本投稿は難しいことありません」

74 投稿(ニコニコ)…05秒

「ニコニコも同じく」
「プレミアム会員じゃないとできないこととかあります」

75 ボカロPの嗜み……10秒

「あとは皆の反応を見たり」
「Twitterで告知をしたり」
☆#vocanew←ぜひ使って下さい!
「曲をアレンジしてみたり」
「ボカロPは楽しいです」
「まあ、苦しいこともありますが」
「それを乗り越えたのが私です」

76 ???……………10秒

SECRET

77 終わり……………05秒

「それでは本講義はこれにて終了とさせて頂きます」
「ありがとう」
「それでは」

邨先怦繧?°繧 VORLESUNG <REMIX>
UЧII
皃=々
Deep Island
AИNT
喫oS
Silent l leart
2022/7/7