記事一覧
そうだ、本気になれよ 本気で向かってこい 子どもだとか小学生だとか中学生だとか、関係ないこと全部捨てて おれの球だけを見ろよ
わかる人いるかな。
バッテリー (著: あさのあつこ) の主人公、原田巧の言葉。
子どもの頃、圧倒的に友達がいなかった。
あとで振り返れば、手を差し伸べてくれた人もいた。
でも当時の自分は彼等に気づくことはできなかった。
でも、そこまで辛くなかった。
自分には本があったから。
物語の登場人物は、自分にとって、生身の人間よりも圧倒的なリアルさを持っていた。
圧倒的に魅力的だった。