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脱Twitter依存のために実践した3つのこと

こんにちは。美憶(みおく)です。
今回は、私がTwitterから距離を置くためにやったことについて書きたいと思います。
とくに、私と同じように二次創作をしていて、Twitterの呪縛から開放されたい人の参考になれば幸いです。

同人女にとってTwitterが主戦場である

そもそも、同人女にとってTwitterが主戦場であると言っても過言ではない。Twitter上でのイイネ数やRT数、フォロワー数がその人の界隈での立ち位置を決めると言っていい。オタク御用達SNSであるTwitterは、同人女にとって気軽に自己アピールすることができるツールあるいは、承認欲求を満たすためのツールとして大きな意味を持っている。つまり、RT数、イイネ数、フォロワー数が多いアカウントほど界隈への影響力があるということだ。Twitterは一目で見て「人気者」と分かるツールだからこそ同人女たちはフォロワー数やRT数イイネ数に一喜一憂するのだ。

同人女、Twitterの渦に溺れる

Twitterは、いつでもどこでも世界中の人と繋がれて、フォロワーを身近に感じられるツールではあるがそれ故にSNS疲れと隣り合わせだ。いつでもどこでも他人と繋がりを感じるということは、実生活がTwitterの世界に侵食されることを意味している。オンとオフの境界線が薄くなり、非リアルであるはずのTwitterの世界が新たなリアルとして成立してしまうのだ。 

これは私の知り合いの実例であるが、ある人は目を覚ましてすぐにTwitterを開くことが日課だったりする。特に何をするわけでもなく、何となくTLを眺めることが毎日のルーティンになっているのだそうだ。またある人は、悩み事を話す相手といえばリアル世界の友人ではなく、Twitterのフォロワーだったりするらしい。 

また、Twitterの性質上、こちらが求めなくても情報が止めどなく流れてくる。自分が受け身のままでも、界隈の最新情報や、フォロワーの飼い猫の話、フォロワー同士の会話や電車の運行状況、地震速報、はたまた世界情勢についての情報がリアルタイムで流れ込み、やがて渦となる。まさに混沌(カオス)とはこのことだ。
それすら楽しめる度量があればよいのだけれど、外部の刺激を敏感に察知するHSP気質のある私は、その膨大な情報の渦に飲み込まれて溺れてしまった。

現在の私は、同人用のTwitterのアカウントを消したため、片手で収まる程度の人たちのみをフォローしている個人の鍵アカウントしか持っていない。つまり、私のTwitterアカウントは界隈からはもう完全に姿を消していた。(新アカウントを作成した後に起きたアレコレについては、またの機会で話をしようと思う)

そんな弱小アカウントであるにも関わらず、私はヘトヘトに疲れてしまった。
そもそもTwitterは情報過多すぎて、どうにも私には合わないということに気づいた。
良い機会なので、私はTwitterと距離を置くことにした


※私が同人用のアカウントを消した経緯についてはこちらの記事で読めます。(1)~(4)まであるのでお暇な時にどうぞ。


脱Twitter依存のために実践した3つのこと

1.Twitterを使用しづらい環境を意図的に作る

まず、iPhoneの機能の一つである「スクリーンタイム」の中にある「App使用時間の制限」という機能を使って利用時間の制限を設けたことで長時間Twitterを使えなくした。

また、iPhoneのアクセシビリティの中の「カラーフィルタ」をONにし画面表示を「グレースケール」に変更した。

液晶画面に表示される色彩を全て白黒にすることで、ツイート内容、スマホから得られる情報がすべてが平坦に見えて興味がそそられずどうでも良くなった。ちなみに画面表示をグレースケールにしたことでソシャゲを熱心にプレイすることも減った。

画面表示をグレースケールにする効果については、下記の文章を引用させていただく。
確かに、配色がユーザーに与える影響というものはとても面白いなと思う。

カジノと同じように、スマートフォンは鮮やかな色でユーザーの気を引き、「決して離すまい」という衝動を喚起させます。
 NPOの「Center for Humane Technology」の研究によれば、これらの強烈な色彩は人間の脳に暖かみや気持ちよさを感じさせ、その報酬系(「 快感」を感じさせる脳内システム)を活性化させると言います(カラーテレビが大ヒットした理由の1つでもあります)。ですが、ここでグレースケールモードを使えば、この強化を止めることができるとのこと。
スマホ依存症からの解放…意外で効果的な対策6選 
(Esquire(エスクァイア 日本版))

https://news.line.me/articles/oa-mensclub/d6c22c0c18d0


Twitterアプリを使用していないフォルダのなかに格納する

Twitterのアイコンが目の前から見えなくなってしまえばTwitterを開かなくなるのではと思い、普段あまり使っていないフォルダのなかにTwitterを格納(隠した)した。(無理にTwitterを削除したりログアウトしまうと結局気になって見てしまうのであえて隠すだけにした)

おやすみモードをオンにする

Twitterの通知が切ると、結局通知が来ていないかと見に行ってしまうので、おやすみモードを使うことにした。一日の中の決まった時間に通知をまとめて見るスタイルに変えたことで外部からの通知に振り回されることはほとんどなくなった。このことで私のストレスはかなり減った。

このように完全にTwitterを断ち切るのではなく、気が向いた時にTwitterを見に行けるようにする方が、Twitter禁断症状が出にくくリバウンドせずに継続していられそうだ。
もはや、禁煙や禁酒と同じでSNS断ちはそう容易ではないのだ。


2.スキマ時間に読書をすることを習慣づける

電車に乗ってすぐスマホを触る癖を無くすために、厚さの薄い文庫またはKindleを持ち歩いた。(分厚い本は不向きだ。荷物にならず気軽に持ち歩けるレベルの本がよいと思う)
スマホを眺めるよりも本を読んでいる方が、知的好奇心を刺激される。Twitterと比べ、外部から与えられるストレスは少ない。むしろ、ページをめくっていると文章に没頭することができて、頭の中が整理され気持ちが安らぐことを知った。

3.即Twitter断ちするのではなく距離を置くことを意識する

先にも述べたように、今まで夢中でやっていたTwitterを急に辞めると、Twitterのことが気になってしまい、結局Twitterを覗いてしまうという「ぶり返しの症状」が出てしまうので完全に辞めるのではなく、まずは距離を置くことを意識した。

Twitterを開く回数を減らしたり、Twitterを利用する時間を短くすることで私の生活スタイルが大きく変わっていった。

Twitter離れを意識し始めてから、noteを書いたりみなさんのnoteを読んだり、映画やNetflixを観て、たくさんの本を読んだ。
すると、自然と自分の時間(物事についてゆったり考える時間)を充実させることができた。これは、とても素晴らしいことだと思う。

このようにTwitter以外の拠り所を作ることで、Twitter依存から少しずつ解放されている気がする。

私はこの穏やかな幸福がずっと続きますようにと、そう願っている。

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