空と私
空は毎日色々な表情を見せる。
青空の日もあれば、曇り空、雨空…。
朝焼け、夕焼け。
冬には白い雪が空から舞い降りて大地を静かに埋め尽くすこともある。
家族の世話があり、家にいることが多い私にとって
空を眺める時間は人一倍長いかもしれない。
空を見て勇気付けられる日もあったし、今にも泣きそうな空を見て私も泣き出しそうになったこともあった。
夕陽が西の空に沈む時、今日も無事に終わったと安堵したり、何でこんなことばかり続くのかとため息をついたり…。
あまりにも晴れて気持ちが良さそうな日に反って気分が沈み込み、
グレーの空から雨がシトシトと落ちる日にほっとしたりもするのだから、不思議である。
コロコロと変わる私の心を映すように空も変わる。
明日はどんな日になるのか、誰も知らない。
誰も知らないからこそ生きていけるのかもしれない。
できれば、力強く昇る朝日を見て元気に目覚めたいが、どうであろうか?
明日、空を見上げて何を思うのか、今の私には知るよしもない。
「あ~した天気にな~れ。」と無邪気にサンダルを飛ばしていた小さな頃が無性に懐かしくなる。
でも、こんな靴占い、今の若い人は知らないだろうなと思ったら笑えてきた。
明日見上げる空が穏やかで優しい空でありますように。
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