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ワインを浴びるように飲みたい

18/07/22

休日。今日も暑かった。
昼間から買い物にでも出かけようかなと思っていたけれど、外の暑さに最大限に威嚇され、おとなしく家の中に引きこもることに。
甘いスイカを食べて、28度設定の部屋でベットに転がりながら本を読んだ。
横関大さんの「再会」と石田衣良さんの「ラブソファに、ひとり」を読了。
どちらも彼氏に借りた本である。

「再会」はいかにも!な推理小説で、物語の中盤で一度解決したと思いきや、最後まで新しい事実が次々に明らかになっていくテンポがたまらなく良かった。
読了後に「再会」の意味をもう一度考えてみるのも面白かった。

「ラブソファに、ひとり」は大人な恋愛の短編小説。昔読んだことがある作品でもあった。
石田衣良ワールドが全開で、石田さんの世界観やっぱ好きだなぁと思いながらあっという間に読んでしまった。
私にとってはありえない世界や生き方をしている「大人な」人たちの恋愛を追っていけるのはとても楽しい。

…書評を書くのって難しい。感想を書くのも、ものすごく難しくて、いっつも言いたいことが言えてないなぁと思いながら書いている。
読書感想文を書くのも苦手だった。
自分のことを書くのは得意だけど、物語の世界のことを書くのは難しい。私はやはり自分が経験したことしか書けないのかもしれない。

***

夜は学生時代の友人たちと女子会。
素敵なワインのお店に連れて行ってもらった。久しぶりに腰を据えてワインを飲んだ気がする。
とは言っても3杯だけだけれど。ワインの銘柄はさっぱり覚えられないなぁ、どれも「美味しいな~」と思いながら飲んでしまう。

「ラブソファに、ひとり」の中で、街コンに行った後の女性がうまくいかなくて荒れて、一人暮らしの部屋でワインのボトル1本空けるってシーンがあったんだけどちょっとそれやってみたいなと思ったり。
学生時代はそんなにワインが得意じゃなかったから、ひとりでワインを飲むことはなかったのだけど、今ならボトル1本は空けられそう。
一人暮らしの部屋で、適当につまみとチーズを用意して、誰の視線も気にすることなくワインを飲み続ける休日。ガンガン飲んで、翌日二日酔いになってもいいかもしれない。
あとは、自分がよく分かんなくなるまで酔っぱらうやつもやってみたい。いつも理性が先行して、ほろ酔いのところでセーブしてしまうから。まぁそれが正しい飲み方なのかもしれないけれど。わけわかんなくなるやつ、ちょっと憧れる。

3時間ほど飲んで食べて、デザートも付けて、お喋りして、解散。
私は素直に帰宅、他の友人たちはみな彼氏の元へ帰るというこの構図。いいんだけど、やっぱ心のどこかで羨ましいと思わずにはいられないよね~~~
もう一軒くらいはしごしてから帰っても良かったかもしれない。でも「節約中」という3文字が頭の中に浮かび、おとなしく帰宅。偉いぞ私。

そんな感じの土曜日だった。
本を読むとあっという間に時間が過ぎて、その上充実感も得られるのがいい。
新しい眼鏡買いたかったけど無理だった~近いうちに手に入れたい。