9月6日 近くのダム湖畔を散策した(2)
先日の続きをそろそろ投稿しないとな~、と思いながら、1週間も経ってしまいました。初っ端からこれではいかんなぁ~、反省、反省!
1.アジアイトトンボ(♀)
名前がなんともインターナショナルですね。Wkipediaによると「北海道、本州、四国、九州に分布する。また、佐渡島、淡路島、壱岐、隠岐、対馬、南西諸島などの離島などにも分布する[1]。また、国外では中国・台湾・朝鮮半島などに分布している[2]。」ということから、この名前になったということなのでしょうかね?お顔は、サングラスをかけた、ちょいと怖いお姉さんみたいな感じで、なかなか精悍な雰囲気ですね。
また、ちょうどアジアイトトンボ姉さんのお食事の様子を撮影することができました。自然の営みで繰り返される厳しい生存競争という、貴重な迫力あるシーンに遭遇することができ幸運でした。餌食になったのは、バッタの幼虫でしょうか。餌となった幼虫の体は分解され、今度はアジアイトトンボの体の一部となって生まれ変わるんですね。輪廻転生という事ですかね。
2.ショウリョウバッタ(♂)
秋の草むらに近づくと、一斉にバッタが飛び出してきてビックリします。このショウリョウバッタ(♂)も、キチキチキチと音を立てながら飛ぶ、飛翔能力の高いバッタです。よくキチキチバッタと言われますが、実はショウリョウバッタのオス(♂)だったんですね。実のところ、私は、ショウリョウバッタというのはこの形をした体躯の大きなものを言うのだと思っていて、このキチキチバッタをショウリョウバッタモドキだと思っていました。今回この写真を紹介するにあたって少し調べたら、実は、キチキチバッタがショウリョウバッタのオス(♂)で、この形をした体躯の大きなものがショウリョウバッタのメス(♀)だという事を知りました。この齢になって、間違いを正すことができて、ラッキーでした。ショウリョウバッタさん、サンキュー!
3.マユタテアカネ(♀)
「9月6日 近くのダム湖畔を散策した(1)」で紹介したマユタテアカネの若いメス(♀)だと思います。トンボは、幼虫(ヤゴ)の時と成虫では、姿・形が全然違いますが、羽化した成虫の形態になっても、老若男女(?)で模様が変るようです。なので、インターネット図鑑をみても、全成長段階での姿・形が紹介されているわけではなく、確実に種別を見分けることが難しいです。昆虫を専門に調査・研究されている方って、本当にすごいなぁ~、って今回感じました。
4.マユタテアカネ(♂)
マユタテアカネ(♂)君には、またまたお世話になりましたよ。とても良い所に止まってくれたので、素敵な写真が撮れました。短い秋を元気に生きて、たくさん子孫を残して下さいませ。素敵なポーズありがとう!!
5.ホシハラビロヘリカメムシ
前回は、ホソハリカメムシをアップしましたが、今回はホシハラビロヘリカメムシというカメムシです。カメムシは種類が多くて、夏におなじみの蝉もカメムシの仲間だそうです。触ると臭いカメムシで嫌われ者ではないかと思いますが、じっくりその姿を見ていると、メカっぽくてとても格好良いと思いました。頭部から突き出た触覚は、外部の刺激を受けることができる感覚器ですが、まさしく人工物のアンテナのように見えます。見れば見るほど、昆虫類の姿・形は不思議で魅力的な形をしていますね。
6.オオシオカラトンボ(♂)
オオシオカラトンボは、秋によく見かけるトンボです。同様に青灰色をしたものでシオカラトンボ(♂)がいますが、もっと濃い青灰色と黒い眼をしたのが、オオシオカラトンボ(♂)です。因みに、オオシオカラトンボも、シオカラトンボも、メスは黄灰色をしています。
近くにクモの巣があって、このトンボを狙っていました。幸いクモの巣に掛かることもなく、このオオシオカラトンボは難を逃れましたよ。
7.アキアカネ
秋の赤とんぼといえば、このトンボだと思います。秋本番には、多くのアキアカネが空を舞うようになります。秋本番ももうすぐです。
8.最後に
帰りに、流れている沢の山側の斜面を眺めたら、秋の代表的な食べ物である栗の実が落ちているのを発見しました。近くに山栗の木があるのだと思いましたが、栗の木は発見できませんでした。まだ青い毬なので、落ちたばかりのようです。今年も栗ご飯や焼き栗などで、おいしく頂きたいと思います。
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