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9月29日 内日ダム公園で虫探し!

 久しぶりのアップデートです。小さな生き物の姿を求めて、近くのダム湖の公園を散策してきました。広葉樹の葉はずいぶん枯葉となって、地面に落ち始めましたが、晴れた日の直射日光の下は、まだ汗ばむ陽気の今日この頃(記事を書いているのは、10月8日・・・ずいぶん間の空いた投稿になりました・・・)です。

 この時期になると、ホバリングしながら花の蜜を吸う雀蛾の仲間の、ホウジャクやオオスカシバを見かけます。花の周りをヘリコプターのようにホバリングしながら、長~い口吻を花に差し込んで、蜜を吸います。(私は実物をみたことがありませんが)ハチドリのような行動をする蛾です。ほかの多くの蛾と異なりこの蛾は昼行性なので、容易に見つけることができます。ということで、今回の散策の主目的は、【スズメガのホバリング吸蜜行動の撮影】です。はたして見事に出会うことができたのか?答えは、・・・、この後の記事でお知らせです。

1.アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)

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 自宅近くの道路の植込みとして、このアベリア(ハナゾノツクバネウツギ)がたくさんあったとき(今はほかのものに植え替えられてしまったのだ!)は、その花の蜜を目指して、多くのオオスカシバやホウジャクが集まってきていました。なんと、このダム湖公園でも、アベリアが植えられていました。なかなか、幸先の良い流れだ!幸運の気配が・・・してきたぞ!

2.キムネクマバチ

 最初にお迎え頂いたのは、このキムネクマバチさんです。体長は20mm以上はある大きな蜂です。また、ブゥ~~ンという大きな羽音がして迫力があるのですが、温厚な性格の蜂です。近くに寄っても、私を威嚇するようなこともなく、一生懸命に蜜を集めていました。

 因みに、【くまんばち】と言われる凶暴な蜂は、この【クマバチ】ではなく、【スズメバチ】です。皆さん、気を付けてくださいね。

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3.ツチガエル

 キムネクマバチの撮影に少し疲れたので、一休みしていると、ツチガエルを発見しました。ここから近くの沢まで20m以上離れているのに、なぜ水気のないこんな場所にいるんだろう?ツチガエルくん、大丈夫かい?

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4.コミスジチョウ

 次に出迎えてくれtのは、コミスジチョウでした。ご覧の通り、羽に3本の太い筋状の模様があります。右側の羽が欠けています。小鳥などの敵に襲われたのでしょうかね。コミスジチョウさん、しっかり子孫を残して、生を全うしてくださいね。この写真で気が付いたのですが、チョウの複眼には、羽と同じような色の模様がされているんですね。こんな模様がされていて、ちゃんと見えるんでしょうかね?見えるんでしょうけど・・・。不思議!

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5.ホシホウジャク

 ついにホシホウジャクを見つけました!いや、飛んできてくれました!かな?でも・・・・、わたしの技術が覚束なく、撮影失敗しました(あ~ぁ)。お恥ずかしいのですが、折角なのでピンボケ写真なんですが、アップしておきます。次の機会には、良い写真をアップするので、少々お待ちくださいませ。(なかなか写真って上手くならないなぁ~。)

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6.ホソヒラタアブ

 蜂の仲間だと思って撮影したのですが、どうもホソヒラタアブという虻の仲間のようです。蜂の仲間は羽が4枚ありますが、蠅・虻の仲間は羽が2枚しかありません。蜂の色に似ているのは、擬態なのでしょうかね?蜂と蠅・虻では、触覚の長さと形が、ずいぶん異なっています。また、小林一茶の句で読まれたように、蠅・虻の仲間は、両側の前足を合わせて、商売人のように手をスリスリします。まあ、こんなところが違いますね。

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7.野葡萄

 今回の撮影目的は、半分達成・・・したような、してないような感じですが、最後に秋っぽい写真を紹介して、投稿終了です。野葡萄なんですかね?もう少し熟れたら、おいしい葡萄になると思います。保証はしませんけどね(笑)。

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