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【子育て】子供に「早くして!」を言わない方が良い理由_その1
「早くしてー!」
子育てしている中で、私は何度も言ってしまう。
「早く食べて」「ちゃんとして」「もうそろそろ準備して」
特に忙しい朝の時間はこんな言葉のオンパレードだ。
でも、先日モンテッソーリ講師あきえ先生のVoicyを拝聴し、この声がけはあまり意味がなく、むしろしない方が良いということを知り、深く納得できたので、忘れないようにこちらでもアウトプットしておきたい。
抽象概念がない子供たち
子供たち、特に乳幼児期(0~6歳くらい)は、抽象概念がない。
どういうことかというと、私たち大人は、「早く準備して!」と言われれば、
「時間内に服を着て、靴下をはいて、靴を履いて保育園に間に合うように準備をする」というようなことが今までの人生経験からどういうことが、頭でパッとわかる。
しかし経験の少ない子供たちは、「早く準備をする」ということが、そういった具体的行動に結びつかないのだ。
だから、私たちがどんなに口酸っぱく「早くして!」と声がけをしても、「どういうこと?」と頭で理解できず行動に移せない。
子供が行動に移さないと、私たちは自己効力感を感じられず、イライラを募らせ、時には怒鳴って、恐怖心を煽ることによって子供をコントロールしてしまうということにも陥ってしまう(私は、このケースが本当に多く反省・・)
恐怖で子供を行動させても、また同じことを引き起こしてしまい、お互いの関係性にも悪影響を与えてしまいかねないので、なるべくこういったことは避けたいところ。
具体的に行動を細分化して示す
ではどうしたら良いのか?
それは、「一つ一つの行動を細分化して具体的に示す」のだ。
「早く準備して!」ではなく
「まずは靴下を履こう」それができたら、「こっちの靴を履いてくれる?」というように。
とっても面倒だが、こうやって示して行かないと子供はなかなか理解できないなら仕方ない。
それでも、動いてくれない時は、「私」の気持ちを伝えるようにしている。
(通称、アイメッセージ)
例えば、
「これを今履いてくれないと、ママはお仕事に間に合わなくて、困ってしまう。一緒に手伝って欲しいな」というように。
「ママ(私)は〜な気持ちになる」ということを伝える。
正直、こんなに丁寧には言えないことが多いが、「ママの気持ち」を子供に伝えることで、より考えてくれるようになる。
(どんな子供もママやパパ、身近な存在は大好きで、基本的には大好きな人を困らせたり悲しませたくない、と思っている。)
そして、実際やってくれた時は、
「ありがとう〜!めちゃくちゃママ助かったよ。嬉しい!」
と心から感謝をし、助かったという言葉を入れることで、子供に貢献感を感じてもらえるようにする。
自分の行動でママが助かったんだ、喜んでくれたんだとわかると、次の声がけ時、スムーズにいきやすくなる気がするのだ。
(もちろん毎回ではないけど・・)
以上が、子供に「早くして!」を言わない方が良い一つ目の理由と、代替案のご紹介でした。
毎回毎回はもちろん難しいけど、少しだけでも余裕がある時などには、意識したい内容だなと感じた。
どなたかの参考になったら嬉しいです。
次回は2つ目の理由をまとめていこうと思う。
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