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モチベーション維持は自分をメタ認知することから『汝自身を知れ』

ここ半年程、同世代のすてきな友人たちがどんどん新しいことにトライしていくのを見て、かっこいいなあと思いつつ、漠然と焦っている自分がいました。特に何があったというわけではないけれど、自身の熱量が下がってしまっている気がしていたのです。

そんなもやもやした気持ちが晴れるきっかけがありました。
二川先生が主催なさっているイベントに参加したのです💁‍♀️

ゲストは、『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』をご執筆なさった青砥瑞人さんです。
高校中退後、米国大学UCLAで神経科学を学ばれ、現在では未就学児から大手役員まで幅広い対象にし、現場に寄り添いながら、脳の知見を人の成長やwell-beingに応用している神経科学のパイオニアです。

※青砥さんについてわかるインタビュー記事とご著書はこちらから。

今まで「モチベーションを高める」ということに対しては、何となくの方法(具体的な目標設定をする、憧れの人をもつ等)しか知らなかったのですが、本書を読んで、モチベーションがどのように起こるのかという構造的な理解とモチベーションアップのための具体的な方法を知ることができました。


例えば、私は新しいことを始めてもなかなか長続きしないことに悩んでいたのですが、神経科学的にこの現象の理由を説明すると、以下のようになります。

①新しい学びに向かう際はTRYの情動であるドーパミンが分泌される
②刺激やシグナルを得てしまうとドーパミンは出にくくなる
③不慣れゆえよいパフォーマンスができず、至らない点に目がいってしまう
④脳にストレスがかかり、ネガティブな情動を引き起こす
⑤やる気が失われて、あきらめてしまう

この脳の仕組みを理解していれば、至らない点よりも成長に目を向けたり、過去経験から生まれたポジティブ感情と事象を紐づけたりとそれぞれの段階に応じて手を打つことができます。


青砥さんがお話なさっていたことで1番印象に残ったのは、
『脳も経験も一人一人違う。効果的なモチベーション維持法も人それぞれ。だからこそ、自分をメタ認知することが大切。』ということです。

私も人と比較して、何となく落ち込んでいたけれど、自分自身に目が向けられていなかったかもしれません。日記をつけているのですが、自分の日々の行動と感情を改めて振り返ることで、モチベーションのフックを探していこうと思いました。

私のように何となくもやもやを抱えている人、「やればできる」的な精神論ではなく、モチベーションやストレス、クリエイティビティについて論理的に理解したい、という方は是非読んでみてください📕


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