『将軍家重の深謀－意次伝』目次・概要

田沼意次は行き詰った幕府財政を立て直し、十八世紀日本の経済インフラを近代化した気鋭の政治家だった。田沼の多岐にわたる経済政策を描きながら、なぜ、田沼は失脚し、後世、賄賂政治家の悪評を貼りつけられたのか、近年の研究成果をもとに政治の闇と謀略を読み解き、田沼の実体に迫った。佐是恒淳の歴史小説の世界をお楽しみください。
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目　次

序章　　命つなぐ薗
第一章　小便公方の遺言
　第一節　孤掌鳴らず　　　　　投稿中
　第二節　入るを量る　　　　　投稿中
　第三節　天命を知る　　　　　投稿中
　第四節　闇を開く　　　　　　投稿中
　第五節　盤根を断つ　　　　　投稿中
　第六節　月夜に耳澄ます　　　投稿中
　第七節　辰年に悔やむ　　　　投稿中
　第八節　輪をつなぐ　　　　　投稿中
第二章　田に実らざる富
　第一節　重きを背負う　　　　投稿中
　第二節　褥に上がる　　　　　投稿中
　第三節　儲けを正す　　　　　投稿中
　第四節　蛍に祈る　　　　　　投稿中
　第五節　銀を出さず　　　　　投稿中
　第六節　糸を張る　　　　　　投稿中
　第七節　ひれを喰う　　　　　投稿中
　第八節　新貨を吹く　　　　　投稿中
第三章　栴檀の棘
　第一節　道を探す　　　　　　投稿中
　第二節　双葉より臭う　　　　投稿中
　第三節　驥足を展ばす　　　　投稿中
　第四節　尽きず湧きくる　　　投稿中
　第五節　両取りを指す　　　　投稿中
　第六節　百年を計らう　　　　投稿中
　第七節　毒棘を刺す　　　　　投稿中
　第八節　民に力あり
第四章　蟲喰まれる樹
　第一節　未来を契る
　第二節　士の心を観る
　第三節　鷹羽を折る
　第四節　再び芽吹かず
　第五節　天守聳ゆ
　第六節　天地荒ぶる
　第七節　辰年みたび巡る
　第八節　巨樹蟲に抗せず
終章　七万坪の更地
参考資料