ADHDと上手く付き合うには服薬が9割




「ADHDと上手く付き合うには服薬が9割。」

ADHDとともに29年間生きてきた私の結論です。



「普通」に生活したくて、数々のライフハックに環境調整と、涙ぐましい努力を重ねてきましたが、服薬に勝るものはありませんでした。



ADHDの人はそうでない人に比べて、脳内の特定の物質が不足していることが明らかになっています。
物質的問題には、服薬という物質的手段でアプローチするのが圧倒的に早いのです。



ちなみに私は
・ コンサータ18mg
・ マイスリー(商品名ゾルデビム)10mg
を服薬しています。

コンサータを飲むようになったことで脳内多動が落ち着いてかなり楽になりました。
日中の覚醒度も上がり、仕事や家事の生産性も上がりました。
またマイスリーを飲むようになったことで、ADHD特有の寝つきの悪さも改善しました。




どの種類の薬が合うのか、どれくらいの量がちょうどいいのか、副作用の出やすさなどは人によって違います。
効果を最大に、副作用を最小にした薬と出会えるまでは、複数の薬を試して調整することも必要になります。
なかなか一筋縄ではいかないものですが、合う薬が見つかれば生活はかなり楽になるので、薬を試してみて損はないと思います。







〈補足〉
先述したように薬には副作用があります。
また種類によっては、依存を起こすものや、やめたときに離脱症状が現れるものもあります。
これらのリスクとベネフィットを天秤にかけたうえで「服薬しない」選択をする自由も私たちにはあります。
ADHDの人に安易に服薬を強いることはあってはならないのは当然です。








〈過去の服薬レポ〉