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絶縁系レズビアンは、同性婚法制化と同じくらい「おひとりさまが許される社会」を求めている



本日午後、LGBT界隈に明るいニュースが流れました。
札幌地裁に続き、東京地裁の同性婚訴訟においても「国が同性婚を認めていないのは違憲である」との判決が出たのです。

日本の司法はまだ生きていたのだなと安堵感を覚えました。

この違憲判決が、同性婚の法整備を進める力となってほしいと切に願っています。





と同時に。

「絶縁系レズビアン」である私としては、同性婚法制化と同じくらい、「おひとりさまが許される社会」も求めています。



そもそも「絶縁系レズビアン」って何やねん?と言いますと。

・  親族と疎遠
・  兄弟もいない
・  パートナーもいない
・  故郷を離れていて地域の縁もない

といった天涯孤独なレズビアンのことを指しています。
私が勝手に作った言葉です(笑)


私は絶賛「絶縁系レズビアン」です。
大好きな同性パートナーができたら同性婚をしたい願望もゼロではないのですが、現在のおひとりさまならではの淡々とした生活が穏やかすぎて、一生「絶縁系レズビアン」路線を突き進む予感がしています😂





おひとりさまは社会的に何かとハードモードです。

社会では多くのシステムが、血縁者のいる前提で組まれています。
例えば、手術を受けるときの同意書のサインや、入院するときや介護施設に入居するときの緊急連絡先の記載では、原則として血縁者が求められます。



どうか血縁者がいなくても社会的手続きが円滑にできるよう、国がアクションを起こして改革していただきたい。
ひいては「おひとりさまが許される社会」を実現していただきたい。


絶縁系ゲイ・レズビアンに限らず、最近では異性愛者でも結婚しない人も増えているし、一人っ子で兄弟の縁のない人や、親族や地域の縁の薄い人も多いし、「おひとりさまが許される社会の実現」、わりと喫緊の課題だと思うのです。