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タフに見えてもを心はあっさり壊れると痛感した

これは10年以上前の話なのだが絶対にメンタルが病むことのないだろうと思っていた友人が不眠症になって病院に通っていたという話を思い出して書いてみようと思った。

当時その友人は某有名カーディーラーの整備士をしていた。中学時代からの付き合いだが別に内弁慶でもなく言いたいことはきちんと言えるタイプの奴だった。

整備士時代の彼の愚痴はよく聞いていた。給料の面はもちろんだが、他の整備士の人の命を預かっているという意識の低さみたいな感じの話を聞いた記憶がある。なんせ10年以上前の話だから細かいことは忘れている。

でも、自分は「こいつは強いやつだからなんだかんだ言ってきっと整備士としてこのまま続くだろう」と内心思っていた。車も大好きな奴だったからだ。

しかし、それから数ヶ月後、久しぶりに遊んだら最近病院に行っていると聞いた。何か病気になったのかと思い理由を聞いたらメンタル系の病院だと言っていた。眠りが安定しないと言っていた。完全に仕事のストレスだった。

当時自分はまだメンタル系の病院には行ってなかったがその数年前にメンタルが逝って睡眠障害も酷くて大学を中退していた。今思えばあのとき早めに病院に行っていれば大学も辞めずまた別の人生になっていたのではと今でも後悔する。

そんな友人もその後整備士を辞め、漁師をやっている。最近結婚してきっと人生充実していると思う。彼は短いスパンでメンタルも回復してたがやはりどんなに周りからタフに見えても心はあっさり壊れるのだろうなと痛感した。

誰かに頼る、病院で治療する。心は簡単には治らないので重症化する前に治療を開始するか周りに相談することをオススメしたい。



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