新潟県中越沖地震から13年が経った今、私にできること。

新潟県中越沖地震から今日で13年が経つ。当時、中学2年生。震度6強の揺れで、もともと住んでいた実家は全壊した。それから1年半におよぶ避難所と仮設住宅での暮らしは、自分の人生に大きな影響を与えた。

多感な時期にもかかわらず、将来がどうなるのか言いようもない不安に晒されたりもした。それでも、今ここの幸せを大切にしながら生きていく家族の姿を見て、新たな絆を感じられたことはかけがえのない時間である。

崩れた家の片付けをしているときに、KOKIAの「私にできること」がFMピッカラ(地元柏崎のローカルラジオ)でよく流れてきた。いまでも聴くと当時が思い出される。

COVID-19によって普段どおりの生活が送れないなかでも、自然災害は容赦なく私たちに襲いかかる。今回の九州での豪雨の惨状を見て、心が痛む。今、私にできることはなんだろうか、と改めて思う。

遠く離れた場所にいても、祈りを捧げることはできる。被災されている方々に元通りの生活が戻ることを、微力ながら願う。

頂戴したサポートは、私からのサポートを通じてまた別のだれかへと巡っていきます。