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【#つなレビュー 特集編】2020年のふりかえり

激変の1年。2020年が始まったときはこんな形で大晦日を迎えるとは思ってもみませんでしたが、今こうして元気に新しい年を迎えられそうであることをうれしく思っています。直接お会いして労いあいたい方々の顔も浮かびますが、こうしたご時世でもあり、この場でのごあいさつとさせてください。

|2020年のお仕事(サイボウズ)

新卒採用チームのリーダーとして活動した1年。プレイヤーとしての動きから、リーダーとしてチームの成果を最大化させるために何ができるか?を自問自答した日々でした。採用の枠組みを大きく変えるプロジェクトなども担当し、チャレンジングな毎日を過ごしました。来年は複業でじっくり続けてきたコーチングの経験をサイボウズに交える仕事もできそうで、今から楽しみにしているところです。

年末にあったうれしいこと。サイボウズでは年末恒例の全社イベント「サイボウズオブザイヤー」が今年も開催されました。メンバー同士が「ありがとう」を贈り合い、最もたくさんのありがとうをもらったメンバーが代表して表彰されるというものです。

このイベントで「人事本部 本部賞 特別賞」と、最も多くのありがとうを贈ったということで「最多投票賞」を受賞しました。最多投票賞は昨年に引き続き2年連続ということで、これもまたうれしいです。

(写真は2020年のサイボウズオブザイヤーで受賞した際の賞状です)

たくさんの「ありがとう」を贈り合える相手がいることの尊さを感じます。仕事やプライベートを問わず、関わってくださったすべてのみなさんに、心からの感謝を。

|2020年のお仕事(コーチング)

コーチングでも多くの進展がありました。

コーチ養成講座ZaPASSでの山籠りの合宿。現在もお世話になり続けているコーチの宮本さんとの出逢い。ZaPASSでの養成講座メンター業。ZaPASSでのコーチングマネジメント講座。

エゴグラムのワークショップをサイボウズ社内でも行ったり、ZaPASSの講師・小寺さんによるサイボウズ社内でのコーチング講座も開講したり。

夏以降はコーチング(?)講座「CMW」での貴重な経験もありました。10月からはセッションの料金も引き上げ、継続クライアントさまとより深くコミットメントし合う関係性に。コーチングの実践者としてHR系のイベントにも登壇させていただく機会もいただきました。

12月にはZaPASSでのオフサイトMTGや榎本英剛さんの天職創造セミナーに参加して、コーチとして自分が進む道がよりクリアになってきました。

数字で見るとわかりやすく変化も。

画像1枚目は月ごとのセッション実施回数のグラフです。5月は37件も行っていたみたい。10月にセッション料金を引き上げた際にご卒業されるクライアントさんもおり、11月以降は1月頃と同様の月15~20件に落ち着きました。

コーチング種別の色を見るとわかりますが、学生さん向けのセッションは次第に減り、ZaPASSや個別契約を通じてご一緒させていただくビジネスパーソン向けのセッション比率が増えました。

画像2枚目は月ごとの売上金額のグラフです。1月は月の売上は25,000円ほどだったのが、直近12月だと150,000円ほどに増加しています。画像1枚目と合わせて見比べると分かりやすいのですが、単価を上げてセッション件数を絞ったことが見えてきます。

10月頃に多忙でメンタルを崩したこともあり、まずは自分自身が生き生きとセッションを提供できる環境を整備した、という背景もあります。無論、お金儲けが目的ではありませんが、よりよい価値提供をするための資金として対価をきちんと頂戴していくことも大切だと感じています。

2021年も引き続きパーソナルコーチングを実践しつつ、各種ワークショップのファシリテーションスキルを磨いたり、組織向けのコーチングにもチャレンジしていきたいと考えています。

|「習慣化」の1年

新しい習慣を始めた1年間でした。毎朝の座禅とジャーナリング、筋トレ、散歩。在宅生活が長引くことから半ば強制的に始めた自炊も、今では楽しみのひとつに。毎週のふりかえりとしての「つなレビュー」の執筆もこうして1年間しっかり続きました。複数のコーチとの定期的なセッションを重ねることで、自分自身が向かいたい方向性に歩めているかどうかをふりかえる機会が多かったです。

筋トレ、特に腹筋を毎日続けたことによる変化は個人的には特に感じていないのですが、対面で会う機会があると「シュッとしたね」と言われることが多いです。ふふふ。ちなみに、366日の合計で【86,062回】の腹筋を行ったみたいです。よくやった自分👏今年の元日の初めての筋トレツイートを置いておこう。

2020年の「つなレビュー」は毎週書き続けて総本数52本。きっちり52週分やりましたね。定期的に自分でふりかえりを行えるいい習慣なので、来年もぜひ続けていきたいです。

|#2020年読んだ本ベスト5

今年も多くの本との出逢いがありました。いろんな場面で寄り添ってくれたり勇気をくれたりして、かけがえのない友のように感じています。その中でも特に印象に残っている5冊を挙げておきましょう。

・氷点〈上・下〉続氷点〈上・下〉(三浦綾子)
・こころの処方箋(河合隼雄)
・孤独であるためのレッスン(諸富祥彦)
・モモ(ミヒャエル・エンデ)
・手の倫理(伊藤亜紗)

『氷点』は年始に読み始めて度肝を抜かれた作品で、また読み返してズーンってなりたいなぁ。6~7月頃のしんどい時期には『こころの処方箋』と『孤独であるためのレッスン』がそばに寄り添ってくれました。コーチングを学ぶ上で再読した『モモ』は、やはり名著。真心で「触れる」ような人生を生きたいと思わせてくれた『手の倫理』にも感謝を。

|プライベート

以前のようにリアルで会える機会も減った分、好きな場所に住んで働くという自由な選択肢も取れるようになってきました。9月に行った島根県は隠岐島・海士町の時間は忘れられない。来年もどこかのタイミングで遊びにいきたいな。

親しい友人、近しい関係性の人との人間関係において考えさせられることが多かったこの1年。他者とのつながり、家族との関係性、仕事との付き合い方、自然や地球に生かされている事実。そのそれぞれは分断されているものではなく、根源ではつながっています。この「つながり」を大切にする感覚が、この1年を通じて立ち現れてきたギフトのように思います。

「つながり」というキーワードをもとにコーチ仲間のもへさん(@moe_wakusei)にコーチング×グラフィックをしてもらいました。出来上がりの作品は以下に。

変化の大きい1年の中でも、自分が大切にしたい価値観が通底して現れていたのだということに気づかされました。2021年以降は自分が大切にしたい「つながり」とは何なのか?それを探求し、実践する生き方はどんなものなのか?を問いながら、表現していきたいと思います。

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

頂戴したサポートは、私からのサポートを通じてまた別のだれかへと巡っていきます。