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#つなレビュー(2022/02/06)

 朝晩の寒さはまだまだ続くけれども、晴れ間には来たる春の兆しを感じる今日この頃。「あたたかい氷」をイメージして描いてくれた今週のサムネイル画像。製作者・ミナミちゃんのポートフォリオは以下に。

|サイボウズでのお仕事

 今週のトピックは以下。

・新卒採用チーム内でチームビルディングのワークショップを実施。ファシリテーターを担当しました。お互いの強み弱みを知り合い、補い合うことでよりチームワークよく協働していくためのきっかけづくりができたかな。時間もある程度かかるので頻度高くはできないけれど。組織サーベイを活用したワークも定点観測的にやってみたい。

・長年サイボウズで活躍してきたベテランメンバーの退職があった今週。ここ数年は人事領域でも一緒に活動することが多く、非常にお世話になりました。残してくれたものを大切に育んでいきたい。新天地でもご活躍を願っています。

|コーチング

 今週のセッション件数は1件。理想と現実のギャップ(問題)があることで、クリエイティブテンション(創造的緊張)が働く。創りたい理想の世界はどんなものなのか、そこに至った先にはどんな未来があるのか。そうした話をしていく中で立ち現れてくるものをていねいに深めていく。最近はそうしたセッションの運びが自然と生まれている感覚。「ええやん」って感じ。続けていきたいねー。

|観たもの・読んだもの・聴いたもの

映画『探偵はBARにいる』

 大泉洋さん、好きだなー。松田龍平もイケメンすぎる。いい感じに力が抜けているのに、締めるところは締める。緩急が気持ちいい作品。直接的な関係はないけれど、京都時代に通っていたバー「BAR探偵」を思い出した。懐かしいなー、久々にバーとか行ってみたい。続編も今度観てみよう。

関係性を抜きに主体性を語ることの危険 −中動態に見るコーチングの功罪−

 人は関係性の中に生きる存在だということを忘れてはならないなと改めて思える、素敵なnoteでした。國分先生の『中動態の世界』は積ん読になっている一方、國分先生の他の本を先に読み出してしまった最近。ゆるりと理解を進めていこうかなーと思っているところ。

|プライベート・その他雑感

 「やりたい人が、やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけやる」のって、いいよねー、っていうお話です。

 昨年、「本当の仕事」ワークショップのリードを学ぶトレーニングプログラムに参加した際に、主宰の榎本英剛さん(ヒデさん)から聞いたことが、今になって再度心に浮かんできました。

 ヒデさんが取り組んでいるトランジション・タウン* という活動をコミュニティで実践するときに学びを聞いたときに印象的だったのが、冒頭の言葉です。「やりたい人が、やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけやる」。いい言葉だなー。

 *市民が自らの創造力を発揮しながら、地域の底力を高めるための、実践的な提案活動。具体的には、エネルギーを多量に消費する脆弱な社会から、適正な量のエネルギーを使いながら、地域の人々が協力しあう柔軟にして強靱な社会、持続可能な社会への移行を進めていくこと。

 コーチング事業を営む ZaPASS社 にて、コーチングスクールの修了生が継続的に学習したり探究活動をするコミュニティ(ZaPASS道場)の運営を担当しているのですが、その運営方針の一つとして、まさに「やりたい人が、やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけやる」を掲げています。ある種、実験的なコミュニティの中で、参加者がやりたいことを取り組んでいった先にどうなるのか。ワクワクした気持ちで行く末を楽しみにしています。

 自主自律型の組織を運営していくにあたっては、ルールや規則で一律・強制的に縛るのではなく、共通の理想や目的によって「バラバラだけどつながっている」ような、しなやかな連帯が生まれるのかな、などとも思っています。そしてこれは、コミュニティ的活動だけではなく、会社組織でも実現していけるのではないかな、と。そうした未来も楽しみに描きながら活動している最近です。

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